財津和夫のサボテンの花という唄(こちら)が好きでよく口ずさんでいます。今回はその〈サボテンの花〉の話です。
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先日、眺めのよいところでワークショップなどの企画を立てようと、スタッフで外に出ました、〈RIDE型働き方改革〉です。
そこで見かけたのが〈サボテンの花〉でした。
みなさんは実際の花を見たことがありますか?
サボテンの花は、わたしの好きな唄からはイメージできないほど強烈な存在感があります、これです。
中をのぞくと、雄しべがぎっしりです。
サボテンの花をしっかり見たのは私も初めてで、一緒に行ったメンバーも驚いていました。
ドラゴンフルーツはサボテンの実です、こういう花から実になるのでしょうね。
サボテンは事典にこう紹介されています。
サボテン科に属する植物の総称で,メキシコを分布の中心としてアメリカ大陸の熱帯から亜熱帯にわたる乾燥地帯に生育する多年生の多肉植物。
乾燥した地域に生息しているわけですから、昆虫や鳥などをはじめとして生き物は少ない環境です。乾燥地=水が少ない地域、ということですから生き物が生息しにくいわけです。
以前も書いたことがありますけど、植物は、その花粉を他の仲間に届ける方法として大きく〈風〉にたよるものと〈虫など〉にたよるものとに分けられています。風にたよるものを〈風媒花〉、虫などにたよるものを〈虫媒花〉といいます。
虫などに頼るためには、その虫たちに発見してもらわなくてはいけませんから、目立つ色や形や大きさをしています。風媒花は風のって花粉をとばすわけですら、軽く小さく、風に乗る様な形状に進化しています。
サボテンは、生き物の少ないところで育っているので、目立つ花をつくるのですね。
他の種類のサボテンをみてみましょう。
虫たちに「こっちだよ」「こっちに来て」とアピールするために、体に似合わないサイズの花もたくさんつけています、色も目がさめるほど鮮やかなものがたくさんあります。
花に目をつけると、その植物の育つ環境など、いろいろなことが見えてきます、自由研究のきっかけにもなると思います。
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