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自殺者の数の推移-統計的にみることは科学の重要な要素-

 最近、ある管理職の方から職員のメンタルヘルスに関しての相談と講座の要請とがありました。問い合わせてくださった方は、以前の記事を読んでくれて、問い合わせして下さったとのことです。

先生が教室に行くのがたのしくなる それが〈たのしい教育〉です/教師の精神疾患による病休と子ども達の不登校

 

 具体的に書くことはできませんが、いくつかの重要な話をすることはできました。

 わたしが2012年、県立教育センターの講演で、学校管理職の方達向けに話した内容とも絡んで、ちょうどメルマガ会員向けに書いた「たのしい教育の見方・考え方」に書いてあるので、そこからかいつまんで紹介しましょう。

 まず問題から。

問題

 2011年までの10年という流れで見ると「自殺者」の数は増加してきているのでしょうか?

 予想 ア 増加してきている

    イ あまり変化はみられない

    ウ 減少しつつある

 

−−−−−−

警察庁&厚労省の統計によると

 この記事は2012年に書いています。現在入手できる最新の統計は2011年のものです。

 このグラフは警察庁の統計と厚生労働省の統計の両方をグラフ化したものです、ご覧ください。 

 流れを見ると、バブル崩壊の頃、急増した自殺者の数は1998年頃から約15年間、特に増加していないのです。
 もしかすると減少し始めている可能性もあります。

ここまではメルマガから

 今回、公式サイトに書いている現在は〈2018年5月〉です。
  ここで手に入る最新のデータを見ましょう。

 バブルの崩壊後、グッと伸びた自殺者の数は、その後どう推移したでしょうか?

 実は、このまま減少しているのではないかという予想もあって、メルマガには「もしかすると減少し始めている可能性もあります」と書きましたが、みなさんはどう思いますか?

 

問題

1998年から2011年まで自殺者の数は横ばいでした。
その後、どの様に推移しているでしょうか。

予想

 ア.そのまま横ばい

 イ.増え始めた

 ウ.減り始めた

 エ.その他

 

どうしてそう予想しましたか。
あなたの考えを聞かせてください。

 

⬇︎

︎考え中

⬇︎

考え中

⬇︎

 

毎日新聞が今年の一月にこういうグラフを載せています。
web上で見ることができます。

先ほど私が載せたグラフと仕様的な違いはありますから、グラフそのものではなく数字を中心に比較してみてください。

毎日新聞

厚生労働省は19日、2017年の自殺者数(速報値)が8年連続減の2万1140人(前年比757人減)だったと発表した。人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率も16.7で、統計を始めた1978年以降最小。

 

 3万4000人くらい居た自殺者が、現在は2万1000人くらいに減っているのです。

 割合でみれば40パーセント近い減少しています。

 これはとても大きな減少で、どうして日本中の話題にならないのか不思議なくらいです。

〈たのしい教育〉は「生きがいを育てる教育」でもあります。

 生き生きと人生を突き進む、そういう人たちをたくさん育てていきたいと思っています。

 〈科学的にものごとを見ていく〉ことのできる人たちを育てることは、生き生きと人生を突き進むこととは別なことだと考える人もいるかもしれません。しかし、そういう見方や考え方ができる様になることも、明るく元気に生きていくための大切な要素の一つです。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります!