台風が去ったある日、RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )で学ぶ若い先生たちに向けて先輩教師から話をしてらいました。これはその時T先生が語っている場面です。
現場で教師をしながら日々感じているのは
「教育に必要なことは〈たのしさ〉なのだ」ということ、そして
「子ども達は〈たのしい教育〉をしてくれる先生を求めている」
「それは子ども達だけでなく保護者のみなさんもそうなのです」
という内容を、迫力をもって語ってくれました。
私を含めて研究所のスタッフも聞き惚れてしまっていました。
私いっきゅうは、いろいろなところで、今回のT先生の様な話をしています。それが実に新鮮な気持ちで頭に入ってきたのが不思議でした。
考えてみると教師なりたての頃から、たのしい教育の提唱者ともいえる板倉聖宣の話や仮説実験授業の実践家の話をたくさん聞いてきました。
板倉聖宣は研究が専門ですから話が得意な方ではありませんが、仮説実験授業の実践家の中には話術に長けた人たちもたくさんいます。講演などで笑いを多くの拍手をもらう人たちもたくさんいます。
けれど不思議なことに、今回のT先生の語った様なインパクトをうけることはありませんでした。
もしかすると楽しい授業などがいろいろ広がっていくうちに原点にある感動を伝える人たちが少なくなっているからかもしれません。
実践に裏付けられた自信をもつことは大事なことですけど、それが〈高みから下に語る〉そういうことになってしまってはいけません。
RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の講座・講演、ワークショップなどが人気があるのは、実はそういう根本的な立ち位置からきているのかもしれません。
まさに時代がたのしい教育を求めていると言ってよいでしょう。だからこそ変な形でブームにしてはいけません。じっくりゆっくり力ある先生たちを育てていきたいと思います。
続いてA先生が前に立ち、教師を目指していた頃の話を語ってくれました。A先生もまたとてもステキな先生で、その話も興味深いものでした。一息で読める量としては長くなりますから、いずれ機会をみて紹介させていただきます。
いずれにしても私自身があらためて勉強になった1日でした。
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