選択理論研究-たのしい教育研究所/いらはさんのレクチャーから

 たのしい教育Cafeのクリスマススペシャルでたのしい教育研究所(RIDE)の主任研究員いらはさんが「選択理論心理学」についての講義・レクチャーをしてくれました。RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )には研究員が何名もいますけど、主任研究員は数名しかいません。

 そのいらはさんはずいぶん以前から「選択理論」に目をつけて、その画期的なカウンセリングと教育への応用について学んで来た人物です。
 忙しい日々、県外に学びにいき、その成果をとても丁寧にまとめて話をしてくれました。
 選択理論についての講義自体、沖縄で初めてのことになるはずです。

 いらはさんの講義から少し紹介しましょう。
 選択理論はウィリアム・グラッサーが提唱した心理学です。

 

 日本でも選択理論の本がいくつか出版されています。
 この本は、以前いらはさんから紹介されて、私も読んだ本です。

 

 その効果は圧倒的です。
 その実績の一つ、カリフォルニアの女性刑務所でのデータがこれです。

 

もうひとつ、ロサンゼルスの精神病院で論理療法を実践したデータがこれです。
 選択理論を実践後に退院したのが何人だったか?

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これがその数字です。

 その数字が科学的な検証に耐えるものなのか?
〈対照実験〉的に、他の条件をほぼ同じにした対象と比較して、その数字が〈選択理論の効果〉を証明するものといえるのかについては、私が原点に当たっていないのでなんとも言えませんが、注目して調べてみる価値はかなり高いでしょう。

 ところで、その刑務所でグラッサー博士が入所者に問いかけたのはこの二つです。

 私いっきゅうは、20年近く前にいらはさんから〈選択理論〉を紹介してもらい、一緒に本を読みすすめながら学んでいました。「来月までにこの本を読んで、自分が学んだことを相手に伝えあおう」というスタイルの学び方です。

 ずいぶん久しぶりにいらはさんから選択理論の話を聞いて「自ら選択して生きる」という根幹の部分が、わたしのカウンセリングの中にも強く生きていることを感じました。

 いらはさんの今後の活躍がたのしみです。

 興味のある方は、書籍を直接手にしてみてはどうでしょうか。

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

 

グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために

 

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たのしいおかしづくり〈ビッグきのこの山〉

 たのしい教育Cafeクリスマススペシャルで、またヒット教材が誕生しました。N先生が紹介してくれた〈ビッグきのこの山〉です。2019年のメルマガへの掲載準備をしています。

 このサイトでもかるく紹介しましょう。

 うしろのT先生に焦点が合ってしまって〈ビッグきのこの山〉は少しボケしていますけど、きのこ型の大きなお菓子が簡単できます!

 作り方が可愛くておもしろいんですよ。

 少し硬めにホットケーキミックスを練ってから・・・

 

 たこ焼き機に生地を半分くらい入れて・・・
 グツグツしてきたら〈棒状のクラッカー〉を立て、固まったらホットケーキごと引き抜きます。
 

 とかしたチョコを 頭にぬったらできあがり。

 ホットケーキの生地を作るのに5分くらい。
 あたためたたこ焼き機に入れて2分くらい。
 チョコをぬって冷ます時間まで入れても10分くらいではできあがります。

 しかも、ホットケーキミックス一袋でクラス全員が二つ三つつくることができるくらいですから、格安です。

 できあがった形が可愛いので、子ども達もとても喜んでくれると思います。

 現在教師のN先生は、一区切りついたら〈スイーツ屋さん〉を開きたいという夢もあるといいます。
 たのしい教育研究所に集まるメンバーは〈たのしさ〉で惹きつけられてくるので、みんな魅力的な人たちばかりです。

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大人気のたのしい教育メールマガジンは今年2019年、335号からスタートします。年を経るごとに充実した内容をお届けしています

 たのしい教育メールマガジンは2012年に創刊以6年6ヶ月を経て第334号で2018年の号を終えました。購読者もいろいろな県に広がり、沖縄県内で発行しているメールマガジンの中ではおそらく最多の購読者数に達していると思います。頂いた購読料は全て応援協賛金として〈たのしい教育の普及〉に利用させて頂いていますから、メルマガで〈たのしい教育〉を学ぶことは〈たのしい教育の普及〉にも直結します。

 創刊以来〈たのしい教育研究所の今日この頃〉〈Let’s Enjoy たのしい教育〉〈映画はやめられない〉〈たのしい教育の発想法〉の四つの章で構成したスタイルは変わることなく続いています。年末・年始の休みを利用して、その四つの章の内容をメルマガの記事から整理してみました。

A3の用紙に書き込まれた記事がびっしり何十枚ものペーパーに刻まれています。

 これだけ書き続けてきたので、たとえば映画〈マトリックス〉を以前書いているだろうと思っていたのにまだ書いていなかったということもありました。これだけの内容を記憶しておくことは結構難しいものがあります。
 しかしこういうリストがあるとすぐに検索することができます。

 そうやってまとめていると〈たのしい教育研究所の今日この頃〉の書き始めの部分を切り取った内容がとても興味深いことに気づきました。
 これは5年前のこの頃の号を整理した項です。

第83号 2013/12/20
たのしい教育研究所の今日この頃
今年最もハードな日程を昨日終えて、書き始めています。趣味で本を読む時間は殆どなくなりましたけど、こうやってメルマガを綴っているひと時は、趣味の読書に似た気持ちがしています。さて、南大東島から北大東島までの三日間の授業の旅を終えて昨日もどりました。

 研究所を設立して1000日ほどは、まさに〈飛び回っている〉日々だったことは身体で覚えているのですけど、こんな年末ぎりぎりまで〈南大東島⇨北大東島⇨沖縄本島〉という様に授業して回っていたことに驚きます。

 そういう日々がRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )を強くたくましくして来たことは間違いありません。

 その後の2回目の約1000日は若い先生たちを支援する活動にシフトしていきました。その流れを受け継ぎながら、第3期目の1000日をどの様にすすめていくか、この一覧を見ながらたのしくプランニングしていきたいと思っています。
 また新しい取り組みがはじまりそうで、わくわくしています。

 年のはじめからメルマガを購読することも、区切りが良いですから、ご希望の方はお申込みください。こちらから申し込んでいただければ、購読料(年間9600円)は一週間以内に振り込んでいただければOKです(メルマガ希望と書き、名前・お住いの県などを記載して)⇨こちら

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今年も〈たのしい教育〉で笑顔と賢さと生きる豊かさを着実に拡げていきます

 2019年になりました。この一年は2020年へと続く区切りのよい年になります。
 年末年始の間に仲間たちと集まって〈たのしい教育Cafeスペシャル〉を開催しました。毎年この時は、古くからたのしい教育を一緒に推進してきたメンバーが集まり、人数も10名以内にしていつもの〈たのしい教育Cafe〉より密度濃く、時間を伸ばして開催します。

 クッキングありゲームあり、仮説実験授業あり、たのしい読み語りあり、カウンセリング講義あり、たっぷりの内容をたのしみました。

 M先生から、新しい干支〈いのししの瓜坊マスコット〉のプレゼント。

 
 H先生から、たのしいクリスマスの手作りお菓子のプレゼント。

 いらは先生は沖縄初となる「選択理論心理学」についてのレクチャー。

 いずれ詳しい内容をおとどけいたします。
 おたのしみに。

 こうやって、いろいろな人たちとたのしんでいると「たのしい教育研究所」の活動が着実に広がっていることを感じます。
 日本各地、いろいろなところに教育関係の組織があります。組合にしろ、国語や算数など教科に関する組織にしろ、最大の問題は若い人たちが育っていかないことです。
 かつて頑張っていた人たちも年齢が進み、退職していくことになります。
 しかし若い人たちは特にその組織に入っていかない。
 まるで日本の年金の様な構造的問題が横たわっているのです。

 たのしい教育研究所は2期目からは若い先生達を中心にたのしい教育を推進し、その効果は着実に現れています。
 とはいえ〈たのしい教育〉を推進する教師はまだまだ少ないと言ってよいでしょう。
 いつかそれが普通の教育となった時、沖縄のたのしい教育研究所の初期に学んだ人たちが、その教育システムの根幹の部分で活躍していることでしょう。今からたのしみです。

 2019年も仲間と力を合わせて全力でたのしい教育を推進していきたいと考えています。
 今年もみなさんのご協力、支援をよろしくお願いいたします。
 このサイトをご覧の皆様はまず身近な2人に「このサイトおもしろいよ」とアドレスを送っていただけると嬉しいです。その活動が強い支援となります。

 アドレスとQ-Rコードを掲載します。 

https://tanokyo.com/

 今年も、よろしくお願いいたします。
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