書物の信頼度|アーチ橋の歴史 前編

いろいろな仕事と同時並行しながら「テクノロジー(技術)」について調べています。

最近は「橋」の構造がたのしくて、車で通る時にそこに「橋」があると、降りて、下に回って眺めたりすることもあります。

 その中で授業プランに取り入れ始めたのが「アーチ橋/半円型の橋」です。
アーチ(半円)橋の驚くべき強度については、このサイトの中に書いておきました。
     ⇨「橋の後続力学がたまらなくたのしい」

 ところで、アーチが持つ驚くべき強度を人類が発見して「橋」に応用したのはいつ頃のことでしょうか?

必然的に気になってきます。

ちなみに、アーチ橋は、沖縄でもいろいろなところで目にします。
高速道路を橋渡しする場所がいくつもあるのですけど、それを下から眺めるとこうなっています。
みなさんも目にしたことがあるのではないでしょうか。

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世界をみると迫力あるアーチ橋がいくつもあります。どこにもロープをかけることなく、アーチの強さを利用して、こんなに迫力ある橋がかかっています。

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では問題。
人間がアーチの強さに気づいて、それを利用して橋に利用したのはいつごろからでしょうか?

予想
ア.100〜200年前 イ.500〜600年前
ウ.約1000年前
エ.約2000年前
オ.もっと古い

調べる時にはやはり信頼して発刊されている「書物」をたどる必要があります。

手元でジャック・チャロナー編「人類の歴史を変えた発明1001」ゆまに書房
という分厚い本を開いています。

スクリーンショット 2015-12-04 9.14.47そこに「アーチ橋は紀元前2500年に発明された」と記されています。

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これだけの歴史を経てもなお現役として君臨する技術を発明・発見したことに驚いてしまいます。

興味のある方は、来年2月完成予定の授業プラン「たのしいキャリア教育授業プランVol.2. 知恵と工夫編」をたのしみにしていてください。

今週のメルマガを書いている時に大好きな映画に出てくるアーチ橋を偶然みつけました。何度も見てきた橋なのにやはり予想を立てなくては見えないのですね。

ニューヨークのマンハッタンにかかった橋です。
ニューヨークにかかる橋もアーチの強度を利用しています。

それをみつけてしまってから、新しい予想が出てきました。
「現在、アーチの強度を利用しない橋はほとんどない。現存する80パーセント以上の橋はアーチを利用した構造をしているのではないか?」 みなさんはどう思いますか?

これから橋をわたるのがますますたのしみになりました。

 

後編につづく

たのしい教育教材づくりに
全力投球の「たのしい教育研究所」です!

たのしいデザインのアイディア教材|手足スタンプ

たのしい教育研究所で学んでいる方達から、たのしい教材のアイディアがいろいろ届きます。

かんたんに真似できて、子ども達もたのしめるものが届きましたので紹介します。

手と足に絵の具を塗って、画用紙にスタンプし、それをもとにデザインして飾るアイディアです。

子ども達もキャーキャーとたのしみながら作成していたそうです。

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たのしい教育が広がる日々です。

沖縄から全国へたのしい教育教材を広める
たのしい教育研究所です。

使える心理学入門「4という数字」その③

使える心理学入門「4という数字」の作成がすすんでいます。
日本人が持つ「4に対するイメージ」は「死」と結びついていて決してよいイメージではない。
それをよいイメージと結び付けるには、というテーマです。

「今時、4に対して悪いイメージはないでしょう」
という方達に見せたい写真は数々ありますが、このエレベーターのボタンもその一つです。

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4階そのものがないのです。

わたしにとっては4はラッキーナンバーです。

そういうイメージと結び付ける前の段階として
「数字の4と不吉なことが起こっている事実はない」というデータをしっかり見てもらう必要があります。

すでにいくつも注文が届く中、たのしく作成をすすめています。

12月中にはお届けできる予定です。

おたのしみに!

 

たのしい教育は幸せに結びつく
「たのしい教育研究所」です

橋の構造力学がたまらなくたのしい|たのしいキャリア教育

沖縄県の事業として作成をすすめている「たのしいキャリア教育授業プラン」の研究が進んでいます。

「知恵と工夫」がテーマで、いくつかのワーク(ミッション)をクリアーしながら、人間が知恵と工夫によって世の中を良くしてきた歴史を知っていただく流れです。

個人的にずいぶん以前から「橋」の構造に興味があったので、今回の教材に取り入れたいと準備をすすめてきました。

まさに知恵と工夫が結晶化したものの代表のひとつとして取り上げる価値があると思っています。

これはアーチ型の橋をコンビーフの缶詰を並べて作ったものです。
どれくらいの強度があると思いますか?

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上に何キロgくらいの物体を乗せて支えることができるでしょう?

予想
ア.1㎏前後
イ.1kgより軽いものしか支えきれない
ウ.缶詰全体と同じくらいの重さ 約3〜4kg
エ.もっと重いものを支えることができる

どうしてそう予想しましたか?

 

国土交通省の中部地方整備局のサイト に実験の結果が載っています。

人間一人を支えるくらいの強さがあるのです。

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橋の魅力に興味がますます広がる今日この頃です。

 

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みなさんもこの活動にご参加ください