3月のたのcafeはセッションで一般募集はありません

 3月のたのcafeはRIDEのメンバーのセッションで、いつものように一般募集はありません。
 これはみんなでいろいろなアイディアを出しているところです。
 2020年は実質的な変化の年にしたいと考えています。


 今年、第三研究所でのたのcafeも〈親子参加型〉で試してみたところ、一般の先生たちからも「子どもの反応を見ることができるので授業イメージが湧いてきます」という声が多く、2020年度は継続進化させようという話も出ました。

 子どもは睡眠時間など健康のこともあるので参加は8時までにして、後半の1時間程度はテーマを決めて教師のみの〈たのしい教育茶帯コース〉のようなもので構成しようということになり、まずは私がかねてから構想していたLEAPカウンセリングの連続コースを計画しています。
 本格的なカウンセリングをたのしく学んでもらい、子ども達の抱える問題や課題に正面からつきあうことができる力を育てたいと思っています。

 さっそくみんなのアイディアを織り込んだリーフの作成もすすんでいます。
 サイトの読者の皆さんも、興味があればぜひご参加ください。
 また広報活動もぜひお願いします、参加者の満足度は100%という結果が続いていますし、学校や県との授業・講演も多いので、遠慮なくやっていただいてOKです。

 リーフは四月初旬の完成予定です。


毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

パワハラ・セクハラ、もっと相談しやすい体勢を整えるために

 先生たちから私のところにくる相談の中でパワハラが疑われる事例は、子どもの虐待の相談よりずっとたくさんあります。特に多いのが管理職からの被害です。〈本属長〉であるという立場や年齢的な上下、評価システムによる目に見えない圧力などで、ガマンしている教職員の数は、一般の人たちが予想しているよりずっと多いでしょう。

沖縄タイムス+プラス ニュース

「妻は人生を狂わされた」 相談しづらい学校現場のパワハラ
2018年1月31日 06:06

 当時勤務していた中学校の校長から厳しく叱責(しっせき)されるなどパワーハラスメントを受けて退職に追いこまれたとして、元教頭が損害賠償を求めていた訴訟で、校長のパワハラが認められた。今回表面化したような学校現場のパワハラは「氷山の一角」との指摘もあり、沖教組や高教組は組織的な相談体制や防止策の強化を求めている。
 沖教組が小中学校や幼稚園の教職員を対象に実施した2016年度のアンケートでは、パワハラやセクハラを受けたことがあるとの回答が164人。管理職による人事評価が給与に反映される教職員評価システムも始まり、「管理職にパワハラなどの問題があっても相談しにくい」との声もある。
 市町村立小中学校の教員の場合、各市町村教委がパワハラなどの相談窓口になるが、対応にはばらつきもあるとされる。
 県立高校の教員などに対しては、県教委がホームページや電話などで相談を受け付けているが、17年度の相談件数はこれまでゼロ件で、浸透しているとは言い難い。
 沖教組の佐賀裕敏委員長はパワハラを認めた判決について「管理職にハラスメントの深刻さを考えてもらうきっかけになる」と一定の評価をしつつ、「市教委の責任に言及していないことには不満が残る。相談窓口が十分ではない市町村教委もあり、もっと責任意識を持ってほしい」と要望する。

 うつ病の後に認知症を発症
 「二度とパワハラ問題を起こさないで」。判決を那覇地裁で聞いた原告の夫(60)=豊見城市=は、被告の那覇市側に求めた。うつ病の後に認知症を発症した妻は介護が必要で、法廷に来ることができない。今でも教壇で熱心に教える元気な姿が目に浮かぶ。「妻は人生を狂わされた。人の命に関わる問題だと理解してほしい」と訴えた。
 国語教諭だった妻は責任感が強かったという。校長の言動で病気休職に追い込まれても、「他の教員に迷惑がかかると、自分を責めていた」と振り返る。
 夫は妻の休職が長引くことから、教頭の補充を市教委に求めたが「(妻が)降格しない限り、教頭ポストは空かない」と取り合ってもらえなかったという。「復職を支援する姿勢ではない。もっと違う対応ができたはずだ」と憤る。
 「教員は人を育てる仕事」が口癖だった妻。その道半ばで、なぜ退職に追い込まれなければなかったのか。「学校の職場環境がよくならないと子どもたちは育たない。原因を解明して説明してほしい」と語った。

 【関連】「言い訳ばかりするな」校長の言動でうつ病に 那覇地裁、パワハラ認め622万円賠償命令

 沖縄県教育委員会に相談する窓口がないかと調べてみても結局わからないということで、私のところに相談に来る方もいます。webで調べてみると、たしかに分かりにくい・・・
 
 教育委員会の相談サイトにたどりつくと「小中学校の職員は市町村に直接相談してください」と書かれています。普通の先生たちでも、これでは、さらに自分に不利益が生じないかと心配になるでしょう。ハラスメントに苦しんでいる人たちは、元気な人たちより心も身体も弱っているので、さらにハードルが高くなります。

 そんな中〈探偵社〉などがパワハラ・セクハラ 相談の広報を拡大しています。早急な改善が必要でしょう。

手続き名 「パワー・ハラスメント/セクシュアル・ハラスメント」に関する相談

-中略-

【お問い合わせ先】
■教育庁 総務課(学校を除く)
  TEL:098-866-2705
  FAX:098-866-2710
  Mail:ab310000@pref.okinawa.lg.jp
■教育庁 学校人事課(県立学校職員)
  TEL:098-866-2730
  FAX:098-866-2724
  Mail:aa318600@pref.okinawa.lg.jp

市町村立小中学校の職員の皆様は、市町村教育委員会へ御相談ください。

 
 学校の教師が異動で市町村の教育委員会に行きますから、同じ教師どうしでパワハラ・セクハラの調査や解決というのは、とてもやりづらいことです。実際、市町村にどれくらいの相談があるのか、調べてみましたが、答えにたどりつくことはできませんでした。もしかしたら、高校の先生たちの相談のように、ほとんど0ということではないかと思います。問題がなければ、それもわかります。しかし私のところにくる相談件数から推測して、それはありません。
 相談しづらい状況があるのは悲しいことです。
 教師自身がハラスメントにさらされていたら、自分の受け持っている子どもたちの悩みをキャッチし、相談にのることも難しいでしょう。

 また、相談があったにしても、教師のハラスメントを教育組織内で解決することは難しいのではないかと考えられます。

 わたしはかなりたくさんの映画を観ています、その中で警察内の不正を暴くテーマの作品も少なくありません。警察の組織内でその不正を内務調査の刑事たちは、かなりの嫌われ者として描かれています。その人たちに協力する人たちはほぼなく、操作は困難にさらされます、それが事実だからでしょう。

 
 たのしい教育研究所(RIDE)でも、パワハラ・セクハラ に対する相談に乗っていますが、カウンセリングやスーパーバイズと同じ費用がかかりますから、無料の相談窓口が増えていく必要があると思います。
 市町村などからたのしい教育研究所(RIDE)に委託してもらうということがあれば、今の状況の改善をはかることができます。ちょうど学校にいるRIDEのメンバーも退職の時期です。カウンセリングも学んでいますから、私以外に動ける人材は増えてきます。教育行政の担当の方で、興味をお持ちの方はご相談ください。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

 
 

たのしいフレスコボール

 たのしい教育研究所(RIDE)の四月からの活動について数名でセッションをしてあと、ビーチに繰り出してパーティー。飲んで食べて語って盛り上がっていると、何やらパコンパコンと気持ちの良い音が聞こえてきます。

 よく見ると卓球のラケットとテニスラケットの間ほどの大きさのラケットで、気持ちよくボールを打ち合っていました。


 近づいてみると、とてもフレンドリーな指導員のはなこさんとその相棒の方が「やってみませんか」と声をかけてくれて、みんなで体験。

 使っていたラケットとボールはこれ、ラケットの楕円は40cm×20cmくらいで、ボールはゴム製でテニスボールくらいの大きさです。

 

 

 こうやって羽子板のように打ち合っていくのですけど、二人は敵ではなく仲間。
相手が返しやすいような球を打ってあげてパコンパコンと気持ちよく長く打ち合ってたのしみます。
 大会では、五分間でどれくらい長く打ち合えるか、フォームの美しさや、速さなどのバリエーションで競うとのこと。これが神奈川のタウンニュースにあった大会の様子です。https://www.townnews.co.jp/0503/2019/04/19/478531.html

 もちろん、うちのメンバーはスポーツの予定はなかったので、動くことに適してない格好なのに、インストラクターの方たちがたのしく指導してくれました。

 夕陽が沈もうとしている砂浜で、何人かの人たちが眺めてくれていました。

 学校でもたのしめると思います。
 敵チームと戦うというようなものではなく、仲間でたのしむ新しいタイプのスポーツです。

 二人のインストラクターさんは二月に沖縄に来て、宜野湾の市民ビーチ〈トロピカルビーチ〉を中心に広める活動をしてくれています。
 学校などからの要請があれば行きますよ、と話していました。

 興味のあるみなさんはコンタクトをとってみてはいかがでしょう。
 たのしい教育研究所(RIDE)でもスポーツ系の講座の時に取り上げてはどうかという話が出ているところです。

 毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

 

たのしい死者の日/Day of the Dead(仮題)

 たのしい教育研究所(RIDE)の仲間に以前から提案しようと思っていることがあります。不謹慎だと言われてしまうかもしれないのでなかなか口に出せなかったのですけど、「死者の日」というのを作ってみんなでパーティーをしたいというアイディアです。もっといい名前にしたいと思いつつ、とりあえずのネーミング。

 映画「リメンバー・ミー」を観たときに浮かんだアイディアです。死者の日はメキシコに実際にある祝日で、カナダにもあります。まさにお祭りです。
Day of the Deadっていうとゾンビ映画のような感じですけど、実際、メキシコに死者の日があって、それはみんなでとにかく明るくたのしむお祝いの日です。

 沖縄の清明祭(シーミー)が、ややそれに近い日ではあるのですけど、それは年に一度、親族が顔を合わせて成長を確認するというような意味合いが強く、メキシコなどの死者の日と比べたら雲泥の差です。

 命は永遠ではありません。
 それは見方によってはすばらしいことでもあります。

 RIDEの仲間が亡くなったとき、悲しい気持ち悔やむ気持ちは告別式などで表して、後日、アウトドアで集まって、その人のたのしくすてきな日々を思い出して、美味しいものを呑み食べて語り合うのです。
 その人が好きだった食べものをそれぞれ持ち寄って、自分だけが知っているその人のたのしいエピソードを出し合うのもいいですね。

 たのしくても涙は流れます。
 それはそれでよし(´ー`

 メメント・モリという言葉があります。

 〈死を想え〉、人はいつか死ぬということを心にとどめて日々を大切に生きていけということです。
 そういう意味でも、死者の日があるのはよいことだと思うのですけど、どうでしょうか。
 気に入った方は、ぜひみなさんの周りの人たちにも提案してみませんか。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!