遠藤先生からのプレゼント〈どんぐり/ドングリ〉でたのしむ教材

 巨大シャボン玉で子ども達とたのしんでいる写真を探していると、遠藤先生が沖縄に来てくれた時の画像が目に入りました。

 わたしと授業している時の様子です。

 遠藤先生は全国理科教育研究会の会長をしていた人物で、出会った頃の一教師の私からすると、まさに雲の上の人物です。
 私が日本の教師の代表として米ヒューストンで授業をすることになった時、その審査から関わってくださったのが遠藤先生でした。
 いつもニコやかに語りかけてくださった姿を今もハッキリ覚えています。

 その後、教師を辞めて〈たのしい教育研究所(RIDE)〉を設立することになった時にも真っ先に応援の言葉を贈ってくださったのが遠藤先生でした。

 今はいない遠藤先生のことを懐かしく想い、どういうトークをしていたのかと懐かしくて眺めていると、後ろの画像が気になりました。

 たのしい教育研究所(RIDE)が〈どんぐりプロジェクト〉に力を入れていた時、開催した講座に  はるばる東京から駆けつけてくださって、どんぐりの話をしてくださった時、その最後に見せてくれたのがこの画像です。

 拡大してみましょう。

 どんぐりを拾ってたのしむ方法を紹介してくださったシートです。

 遠藤先生の身体が重なっているので、他の画像をみてみます。 

 まさに〈まっくろくろすけ〉です。
 大きめのどんぐりの殻斗(カクト)、カサの部分に目をつけているんでしょうね。

 これは殻斗をヒモでたばねて、シャクトリムシの様にしたオブジェ。

 もっとも気になったのがこれ、どんぐりがびっくりしている様に見えます。

 この広げている手は何でつくったんでしょう・・・

 どんぐりプロジェクトの時にたくさん集めたどんぐりがあります、今度仲間と作ってみたいと思います。

 先月、メルマガの読者のKさんから「家族で恒例のどんぐり拾いにいきました、けっこう拾えましたよ」というメールが届きました。

 今年は忙しすぎて行くゆとりがみつからなかったのですけど、来年はまた西表島にいけたらとおもっています。

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美しい星の石たち/美しさを視点に調べていくと・・・

 前々回の〈美しい星 地球〉の話の反響が届いています。ほんとうに斎藤隆介の「もちもちの木」の様だという感想や、もちもちの木よりキレイだという感想、どこで撮った写真なのかという質問などがありました。

 沖縄市の住宅街で撮ったものです、その記事を書いた二、三日前だったと思います。
 私だけが見た夕焼けではありません、けれど、長い時間みとれていたのは私くらいだったかもしれません。

 さて、月の表面の話の時に、地球の表面の写真を掲載するつもりだったのに、書く流れの中で載せ忘れてしまいました。

 これが月の表面、石や土の様子、前に書いた様にカラー写真なのに石や土たちはモノクロにしか見えません。


 これは先日、わたしが川で撮った写真です。
 青みがかった石、緑の石、オレンジの石、白い石など、様々な彩りです。

 これらのほとんどは〈堆積岩〉といって、砂や小石、泥、粘土などが長い時代の流れと強い圧力、熱などで固まった石たちです。

 沖縄の海岸は白く輝いていて、日本一キレイです。

 その白い砂浜も、よく見ると・・・

 いろいろな彩りを見ることができます。

 もしかすると月の表面も、もっと近づいてみるといろいろな色が見えるのかもしれません。

 ご覧ください、いかがでしょうか。


 いったいこの美しさの違いは何で生まれたのでしょう。
 美しさを調べるところからいろいろな謎が解かれていくかもしれません。

 興味のある方は美しさを視点にして、調べてみませんか。

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アダンの葉でつくる竹とんぼ/どなたか自由研究してみませんか/出前児童館に参加してくれたおばあさんから

 最近の記事に出前児童館で〈プラとんぼ/竹とんぼ〉をたのしんでいる様子を紹介しました。ことのほかよく飛ぶので大人気です。

 出前児童館には、お孫さんと一緒に来てくださる方もいます。

 

 その中の一人の方が「いっきゅう先生、昔はね、アダンの葉で竹とんぼをつくったんですよ」と話しかけてくれました。

 アダンというのは植物です。県外の方には馴染みがないかもしれません、こういう木です。パインと勘違いする方がいますけど、パインではありません。


 アダンの葉はこういう形をしています。

アダンの葉で作って飛ぶのかなぁ・・・
 装飾的なものかもしれないと思い

いっきゅう「飛び上がるんですか?」
おばあちゃん「はい!」 

こども達が「いっきゅう先生、ハネがとれた~」とやってきたので、話はそこまでになったのですけど、気になって調べてみました。

 web場では「アダンの竹とんぼ」に関するものを見つけることはできませんでした。

 アダンの葉をまっすぐ割いて、こういう風車にする遊びがあります。


 作り方はこうです。


 もしかすると、内側でたばねる部分を工夫して葉をお互いにひねった状態にできれば、おばあちゃんが教えてくれた様に飛びあがるのかもしれません。
 その昔、竹ひごをどうやって強く接着させたのかわかりませんけど、とりあえず瞬間接着剤を使って、飛ぶかどうか試してみたいと思います。

 そうやって自由研究の課題にしているものがおそらく一万を超えているくらいあると思います。
 私が手がけるのはまだまだ先になりそうです、どなたか挑戦してみませんか?

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美しい星 地球/美しさをつたえる教育

 これは今年の四月、イスラエルの無人月面着陸船〈ベレシート〉が月への着陸に挑戦しました。残念ながら着陸に失敗してしまいましたが、その直前に撮った写真がこれです。

 今までたくさんの月の写真を見てきましたが、ダイナミックなアングルの一つです。

 ところで、こういう月の写真を〈モノクロ写真〉だと思っている人がたくさんいます。

 しかし科学技術の先端である宇宙探査機で、あえてモノクロの写真をとるのは不自然ではありませんか?

 この写真は〈カラー画像〉です。

 月そのものがモノトーン、白黒の世界なのです。 

 それは、たとえばこのアポロ15号の写真をみるとわかります。
 旗や月探査船から赤や金色などが見えます、しかし月面そのものはモノトーンです。


 最近は時間があると、石を拾いに外を歩くことがあります。
 わたしがたのしみにしている〈石の講座〉を開催するので、その準備です。

 公園で下ばかり見て歩いて、ふと空を上を見ると、空にはとても見事なオレンジ色がひろがっていました。

 
 こうやってみると〈もちもちの木〉みたいだな、と思って何枚か写真をとりました。


  月の空も地球の空も同じ空ですけど、月に夕焼けはありません。
 空気もありませんし雲もないからです。

 地球は月と違って、美しい色にあふれています。

 美しい星に生まれた幸せを感じます。
 しかし美しい星だから多様な生物が生まれたともいえるのです。

 水や大気に満ちあふれる地球の、その美しさを感じる子ども達を育てたいと思っています。

 美しさを伝える教育、それもたのしい教育の一つです。

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