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「このあとどうしちゃおう」のヨシタケシンスケさんを沖縄に!

 ヨシタケシンスケさんの「このあとどうしちゃおう」などいろいろな作品を、たのしい教育Cafeや、研究所を訪ね来る方達に紹介しています。以前このサイトにも書きましたが、そのページも大人気です。

 ヨシタケシンスケさんの発想法はわたしにとって魅力的です。特に、彼のちょこっとした鉛筆画が大好きです。日常の些細なシーンを魅力的に映し出して見せてくれる技は、世界中でヨシタケさんを凌ぐひとはいないでしょう。周りに人がいる処で読むとつい大笑いしてしまうので困ります。

 先日、最新刊を手に入れました。
「ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操 」です。

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 わたしにはヨシタケシンスケの作品に笑えない人がいるのがどうしてなのかわからないくらい笑ってしまうのですけど、笑えない人も笑える人も、人間の多様性の素晴らしさです。お互い困ることは何もない。

 次の作品も大笑い。

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 きっと家族の誰かに「いつまでダラダラ、グータラしてるのよ」とでも言われたのでしょう。「地球だって惰性で回ってるんでしょ?」と、実に明確な応えを返す男。かつて居たでしょうか、自分のグータラを地球の回転運動と同格に表現した人物が。ガリレオが聞いたら、上の一枚目の右側の男の人の様な顔になったのかもしれません。

 

 これも笑った。

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 本の帯に「忘れたことすら覚えていない、どうでもいいものたち」と書かれています。そのどうでもいいことに笑える自分は、きっとヨシタケシンスケと思考回路が近いのでしょう。

 彼のこういう発想が何かクリエイティブなものを生み出しているのか? と問う人もいるかもしれません。自信をもって答えましょう。Yesです。日常のどうでもいいという様な出来事に着目できる彼ヨシタケシンスケだから「この後どうしちゃおう」や「りんごかもしれない」がとてもたのしい作品になっているのです。

 以前から頭にあるのですけど、ヨシタケシンスケを沖縄にお招きして、独演やトーク、質問会をしたいなと思っています。
 一度メールで本人とやりとりをしたことがありますが、こういう人物はお金が積まれたから動くということはありません。わたしの処にも時々、まずお金の話から出して、全体が分からないままの仕事の依頼が来ることもあるので、わかります。
 しかし、何かのタイミングで、いつか「行っても良い」ということになるかもしれません。そうなるとまた、たのしさが広がります。

たのしいことがいっぱいの
たのしい教育研究所です