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  • 超能力実験から ものの見方・考え方を学ぶ

     これは研究所にたのしいおもちゃを買ってもってきてくれたA先生と数名で、そのたのしみ方の工夫をしていているところです。

    5~6分くらいするとこうやって次第に浮かせるようになり・・・

     しっかりと超能力人間となりました。

     もちろん、物体を祈りの力、念力などで浮かせることはできません。時間があれば、たのCafe(たのしい教育Cafe)で取り上げるかもしれないので種明かしは控えておきますね。

     もしも超能力でものを浮かす力があるとしたらすばらしいことです。
     たとえばこういう透明ケースに入ったパソコンのパーツがゆるんでいたりした時に、わざわざ開けずに超能力で直すことができます。

     ミゾにおちたカギなども上から念力で拾い上げることができます。
     薬などの調合も、ケースの中で、超衛生的に処理することができます。
     水の中に入れた砂糖が溶けないように、ストップさせることもできるでしょう。

     しかし超能力があると語っているうちの誰一人として、そういう実験をしてくれた人はいません。やって見せてくれるのは手品師の様な人たちばかりです。

     超能力で物体を持ち上げるなんてできないからです。

     ものを持ち上げるには物理的な力が必要となります。
     磁力であったり電力であったり、手で持ち上げたり釣り上げたりする必要があるのです。
     ですから、たいていの人なら、そういう実験は超能力ではなくて、何かの仕掛けがあるに違いないと思ってくれるでしょう。
     ところが、たとえば「祈りで病気を治します」というような超能力については、信じてしまったりするのです。
     「祈祷で不登校を治します」という看板を見たことがあります。それにすがってお金を払っている人もいるのだと思うと悲しい気持ちになります。
     もっと本格的な科学、つまり原子論的な見方・考え方が広まっていく必要があるでしょう。

     科学は自然界に、つまりこの宇宙で生じる力を解明しています。
     4つあります。
     〈重力〉〈電磁気力〉〈強い力〉〈弱い力〉です。
     〈強い力〉と〈弱い力〉 は、素粒子といって〈原子〉よりもっと小さな世界で生じる力で、ふだんの私たちの暮らしの中で目にしたり感じたりすることはありません。

    「えー、四つだけ? そんなことないよ、たとえば〈筋力〉とかもあるじゃない」と考える人もいるでしょう。
     すばらしい疑問です。

     筋力は、わたしたちが食べ物を化学エネルギーとして取り出して筋肉の中で生じさせる〈電磁気力〉の一つです。

     水がものを浮かせる「浮力」は?

     浮力は〈重力〉と〈電磁気力〉から生じるものです。

     「恋の力」は?
     それは人間が頭の中で作り出したイメージの世界です。イメージの中で空を飛んだりすることができますね、それと同じで、実際にそうなっているわけではありません。〈恋の力〉そのもので物質を持ち上げたりすることはできないのです。ただし、その脳の中でイメージする力は〈電磁気力〉で作られたものです。脳の中にも実際に電気が流れています。

     怖い話ですけど「のろいの力」は?
     あるわけないのです。
     のろいで人を殺すなんてできません、心配しないでください。
     のろいで人を怖がらせているだけです。

     わたしたちの目で見える力は全て〈重力〉と〈電磁力〉とに分けられるのです。

     四つの力以外の力はないのか?
     科学者たちは今も研究をすすめています。ダークマターと関連して何か発見される可能性が無いとはいえませんが、それは素粒子の世界、私たちの日常生活で生じる力ではありません。

     人間が賢くなっていく歴史は、超能力などにだまされなくなってきた歴史でもあります。もちろん、賢くなっていくことは、たのしいもので、周りの人たちが騙される悲しさから解放されていくことでもあります。

     超能力にだまされない人間が育っていくことも、たのしい教育の目標の一つです。
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