沖縄県 教育委員会 が作成した「沖縄県の学校の先生になろう」という文章があります。うちの研究所にも時々、よその県の受験生から「沖縄県で教師をしたいのですけど」という様な問い合わせが来るので、たいてい「沖縄は気候的にも人情の面でも住みやすいところだと思いますよ」と伝えつつ、併せて送っている資料の一つです。
その中にこうあります。
変化の激しい現代社会をたくましく生き抜いていくためには、子どもたち一人一人に社会の変化に主体的に対応できる能力や創造性の基礎を培い、自ら学ぶ意欲と学習の仕方を身に付けさせることが大切です。そのためには、教育者としての専門的な知識や技能はもちろん、常に子どもに寄り添って支援しようとする姿勢や新たな課題に対して前向きに取り組もうとする意欲も大事です。
沖縄県教育委員会では、目指す教員像として次の4点を掲げて選考を行っています。教師としての理想を高く持つと同時に、子どもたちの可能性を引き出し伸ばすことのできる情熱と行動力のある人材を求めます。
という言葉に続いて、4つの項目が列記されています。
人間はたいてい重要なことから述べますから、「並べられた順番は重要度を示している」という見方もありますし、「番号がないということは同等に重要だ」ということも考えられます。どちらなのか分からないのですけど、どういうことを言っているのか理解する意味でも並べられた順番を考えてみませんか。下の四つの項目が掲げられている順番を書いてみましょう。
( ) ◎ 幅広い教養と教育に関する専門的知識・技能を有し、常に学び続ける実践的指導力のある教員
( )◎ 人間性豊かで、教育者としての使命感と幼児児童生徒への教育的愛情のある教員
( )◎ 沖縄県の自然、歴史及び文化に誇りを持ち、多様性を受容し、グローバルな視点を兼ね備えた教員
( ) ◎ 豊かなコミュニケーション能力を有し、組織力を活用できる総合的な人間力を持った教員
さて、沖縄県 教育委員会作成の「沖縄県の学校の先生になろう」には、どう並んでいるでしょう?
予想してからね
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予想してからね
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予想してからね
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沖縄県 教育 委員会の公式サイト にこうあります。
◎ 人間性豊かで、教育者としての使命感と幼児児童生徒への教育的愛情のある教員
◎ 幅広い教養と教育に関する専門的知識・技能を有し、常に学び続ける実践的指導力のある教員
◎ 沖縄県の自然、歴史及び文化に誇りを持ち、多様性を受容し、グローバルな視点を兼ね備えた教員
◎ 豊かなコミュニケーション能力を有し、組織力を活用できる総合的な人間力を持った教員
上の配列で言えば 2 1 3 4 という番号になります。
こういうお話をすると、おもしろいことに、3番目の「沖縄県の自然、歴史及び文化・・・」という文言がラスト4番目にくるとか、「人間性と教養とはどっちを先に書くかなぁ・・・」と考え込む人などいろいろです。
特に覚える必要はないのですが〈2次試験の面接〉など、自分の良い面をアピールしようという場面には活きてくる内容だと思いますから、順番性をヒントにして覚えるのも役立つと思います。
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