中部の小学校の「学力推進発表会」の中で「たのしく学ぶ」をテーマに講演会を依頼され、保護者、子どもたち先生方向けに講演会をして来ました。
親子・先生で総勢 500人を超す数です。
もりあがりました。
はじめのうちは静かに話を聞いていた子ども達も、しだいに前に前ににじりよってきて、こうやって身を乗り出すシーンも満載の時間となりました。
※個人情報保護で画像加工させていただきました
実験ショー的に盛り上げたというわけではありません。
「賢くなるには、〈予想〉を立ててから〈確かめる〉ことがとても大切」という話を丁寧に確認してから、科学の重要な基礎である〈ガリレオの落下の法則〉について予想してもらいました。そしてその予想を確かめる、という科学の流れを本格的にたどると、こういう様に盛り上がっていくのです。
たとえばこの子は一年生の子です。
わたしが、立てた予想にたいして「どうしてそうおもいましたか?」と問いかけると、とてもしっかりと自分の考えを語ってくれた時の一コマです。 授業後に中学年くらいの女の子が私の処にやって来て
「いっきゅう先生、たのしすぎて頭がイタイかんじだったぁ〜」
と話してくれてました。
初めての表現系です。
また当初、対象の子ども達は1〜6年生だったのですけど、今朝「幼稚園児もぜひ」ということで参加したとのこと。
授業後、幼稚園の教頭先生がやってきて
「いっきゅう先生、とてもたのしかったです(^-^
幼稚園に帰る道すがら、こども達が口々に〈宇宙飛行士になりたい〉〈科学者になりたい〉〈理科の先生になりたい〉話していましたよ!」
とうれしい話をしてくれました。
今回の授業には、研究所によく来てくれるYさんが同行してカメラ担当をしてくれました。
わたしの公開講演をはじめて体験してもらったのですけど、終わってから
「たのしくてたまらなかったです。あっという間の一時間でした」
と感激して語ってくれました。
「これだ!」と感じるものがあったらしく「自分もこんなかんじで、子ども達が身を乗り出してくる様な授業、一時間があっという間に感じる様な授業をはやくしたい」と目をキラキラさせていました。
その人物の凄さを一番知らないのが家族、という様に、身近な人ほど人物評価はきびしいものですから、身近なYさんの高評価は嬉しいことです。
近々、子ども達の評価も届きます。
たのしみでなりません。
こういう仕事が、たまらなく好きです。
やっている私自身が
「こんなにたのしいことさせてもらっていいのか」
「いいんだ」
と自答しながらの、たのしい教育研究所の日々です。
夕方からは「たのしい教育Cafe」で、今度はいろいろな先生達が集まっての、たのしい時間です。
たのCafeの様子も、後日、お伝えいたします。