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試験に合格するには 教員採用試験を例にして ※加筆

いろいろな試験の合格に向けてたくさんの方達が相談にやってきます。
たのしい教育研究所は塾ではありませんが、たのしい教育を学ぶ過程で教員試験の合格を目指す方達の相談も届きます。
ある時、試験合格を目指す方達に向けて図を描いて重要なお話をしました。
直接はなしを聞いていない方には意味不明な図だと思いますが、今回は、その話の頭の部分について書いてみたいと思います。


大学入試でも、採用試験でも、入社試験でも、基本的な考えは同じだと思います。
試験の合格に向けて取り組んでいる方は、参考にしてください。

0.まず「〈このまま勉強し続ければ何となく合格しそうだ〉という思い込み」で勉強を続けると失敗する、という自覚が大切
 ではどうするか?
 しっかり〈数字〉でつかんでいく作業がとても大切になります。

① ゴール時点(◯月◯日)の一ヶ月前に合格得点を設定する。例えば沖縄県の教員採用試験では6月下旬には85パーセントを取る力をつける、という目標設定をおすすめします

 

② 現時点の自分の力(得点%)を模擬テストなどで測ります

 

③ その合格のための学びを真剣にはじめた頃の力(得点%)を書き出します。前回同じ試験を受けている人は、その前回の力でもOKです

 

②-③が何%か出してみましょう。
 たとえば「真剣に学びはじめてから現時点まで20%UPしている」というように。

 

 その調子で伸びていくとすると、ゴール時点①の85%までしっかりたどり着きそうか、予測してください。

 

 たどりつきそうもなかったら、根本的な学びの仕組みを組み替える必要があります。一体どういう工夫が必要なのか、具体的にアイディアを書き出していくことになります。自分一人では無理かもしれません。近くに受験指導のプロがいたら、相談するのが近道です。

他にも〈自分の今段階が伸び始めなのかマックスに近づきつつあるのか〉など大切なことがありますが、それはいつかチャンスがあればお伝えします。

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