琉太郎さんが「朝の連続小説」について書いてくれたからでしょう。
ずいぶん久しぶりに本を手にしました。
たのしい教育研究所を設立してからというもの、ほとんど「趣味としての読書」を制限していたというか、物理的にできなくなっていたので、「ずいぶん久しぶり」というのは誇張ではありません。
それまでず〜っと本を手放せない活字中毒だったのにね。
今日は県庁で仕事があって、終わってから本屋さんにいきました。
いつもの様に、授業に関係する本のコーナーに向かっていると、「マッチ箱日記」というタイトルが目に飛び込んできました。
「え、マッチ箱に書かなくても他に書き込めるものは他にあるのになぁ」
とか考えつつ行き過ぎたのですけど、はじめに書いたように、琉太郎さんの文章に触発されていたのでしょう、自然と身体が子どもの本のコーナーに後ずさり(^^
絵もとてもいい感じ。
手に取って開き、マッチ箱が日記になっている秘密を知って、涙を浮かべてしまいました。
映画も小説も「泣きものジャンル」は避ける私ですけど、この絵本の涙はイヤな味の涙ではありません。
どのページの絵もとても味わいがあって、それぞれのページを額に入れて張っておきたいくらいです。
解説など読んでいませんけど、実話でないと書けない話です。
実現するかどうかは怪しいのですけど、きっと、誰かが映画化を探っていると思います。
そう、主人公のおじいちゃんはイタリアからの移民です。
映画の名作中の名作、ゴッドファザーを思い出します。
この上の絵にあるような大きな部屋をもっているくらいですから、もしかすると、その系だったりして(^^
久しぶりに心からおすすめ致します。
「課題図書」とついていますけど、ご心配なく、課題図書といっても教育的意図が強い作品ばかりではありません。
最近は、盟友いらはさんに「欲しい人がすぐ注文できる状態が親切というものなんだ」と言われて、注文できるものはそのような設定にしてあります。
下のサイトで注文できます。
研究所に顔を出せる人は、わたしの部屋においてありますから、声をかけてください。
お貸しします。
マッチ箱日記