アウトドアワークをしていると必然的に自然のいろいろなものに触れることになります。
これは先日、教材づくりの買い物に出た時に歩いたダム湖、わたしがよく行く場所です。
陽が落ちる頃ですけど、十分さんぽをたのしめます。
さて気になったのは、この石の壁です。
拾ってみると、黒い色をしています。
さてこれは何という石なんでしょう?
中につぶつぶ(結晶)が見当たりません。
堆積岩の中の〈泥岩〉か〈石灰岩〉か〈チャート〉でしょう。
この見当のつけ方は、たのしい教育研究所(RIDE)の応援団の一人 西村寿雄先生の著書「石はなにからできている? 岩崎書店」によるものです。この西村先生の分類はとても実用的です。特殊な石はいろいろありますけど、私たちが日常目にする石の分類をするときには、この本以上の本を私は知りません。
ちしきのぽけっと (23) 石はなにからできている? (ちしきのぽけっと23)
堆積岩というのは〈れき・砂・ 泥・火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)・生物の遺がい〉などが堆積して固まってできた岩石のグループです。
その中の〈泥岩〉は〈泥が固まってできた石〉、〈石灰岩〉は〈サンゴや貝その他が固まってできた石〉です。
泥岩は色が黒いものが多いので、私が手にした石は泥岩である可能性があります。
ところが泥岩は、大人の力なら割ることもできる弱い石です。こういう壁に利用するのは危険です。
これは石灰岩ではないでしょうか?
ところが石灰岩は、教科書などでは、こういう感じで白っぽいイ石として学びます。
私が手にしている石とは違う感じがします、もう一度ご覧ください。
少し長くなりました。
続きは分けて書かせていただきます。
つづく
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