たのしい教育グレードアップ講座として仮説実験授業をたのしく学ぶ講座を開催しました。丸一日、仮説実験授業をたっぷり味わい、主催者としてもとても学ぶことが多い1日になりました。
仮説実験授業の授業運営法を板倉聖宣の〈仮説実験授業のABC〉で学び、伊良波さんの「食べ物とイオン」の授業が始まりました。
これが実にたのしかった。
イオンというといっけん難しいという感じがしますけど、この授業書ならとてもたのしく学ぶことができます。
参加したみなさんも身を乗り出したり「え〜」と声をあげたりしながら、たくさんの実験を通して〈イオンと人体〉と〈イオンと環境〉について学んだいきました。
ホウレンソウは電気を通すか?
肉は電気を通すか?
予想を立て合って意見を交換して実験!
予想が当たっていても外れても、みんなどんどん賢くなっていきました。
午後は〈禁酒法と民主主義〉の授業をきゆなが担当しました。
アメリカの人々が〈これが正しいことだ〉と考えて憲法まで改正した〈禁酒法〉が、どういう混乱を招いたか。それが廃止になるまでいったいどれくらいの年月がかかったか、そういうことをいろいろなデータから学んでいく授業です。
自然科学の様な〈実験〉を見せてあげる様な授業ではありませんけど、ダイナミックな歴史の流れを学ぶことができます。
いずれの内容も参加者のみなさんからとても高い評価を得ることができ、終わったらみんなで鍋を囲んで乾杯しつつ語らい合い、とてもたのしい1日となりました。
大好評で、また仮説実験授業を学ぶ講座を開催してほしいという声がたくさん届いています。
次回の講座をたのしみにしていてください。一緒に〈たのしい教育〉を広げて賢い笑顔を育てる〈簡単な方法〉があります。ここのクリックでブログ評価に一票入ります!