前回投げかけていた、日本人の自殺についての長期統計を載せます。
30年前と比較すると、現在はほとんどかわりがありません(赤マル破線)。
いかにも増えて来ていると考えていたらそうではなかったのです。
ちなみに、カウンセラー協会のI-P講座の時に予想をしてもらったところ、
30年前と比べると増加していると予想した人がとても多かったです。
ここ10年レベルの統計を見ると、横ばいしていた状況が、ここ数年で減少傾向へと変化して来ています。
どんどん増えているワケではないのです。
こういう統計のグラフは細かい変化を見ると分かりにくいので、太い線でなぞってみましょう…真ん中の赤い太い直線です。
少々の増減は吸集されて変化の様子が分かりやすくなります。
1982年あたりに少し増加し、1987年あたりから減少して元の状況に安定した状態がつづきます。
それが1997年、バブル崩壊辺りに急激に増加し、ほぼ横ばいが10年以上続き、2010年から減少が続いている、という流れです。
更に減少していくと私は思っています。