研究所に学びに来てくれているTさんから〈いっきゅう先生、プレゼントがあります〉と届いたものに大喜び、これです。
何だかわかるでしょうか。
琉球石灰岩をカットした石材です、元はこういう石で、沖縄でたくさん見ることができます。
ところでこの〈琉球石灰岩〉という名前、不思議に思ったことはありませんか。
琉球・沖縄で見られる石灰岩だから琉球石灰岩なんでしょうか。
どう思いますか?
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違います。
これも沖縄で見られる石灰岩です、しかし琉球石灰岩とはいいません。
これは沖縄県の本部町というところで見られる石灰岩です、セメントの原料としても利用されています。これは琉球石灰岩とは言わず、〈本部石灰岩〉と呼ばれています。
石の緻密さがまるで違います。
これは最初に見てもらった琉球石灰岩の断面です。
これは本部石灰岩の断面です、緻密さがまるで違います。
琉球石灰岩も本部石灰岩も〈サンゴ〉からできたものです。
しかし琉球石灰岩が200万年とか数万年前にできた石灰岩できた岩石であるのに対して、本部石灰岩は2億年とか3億年という長い時間をかけてできた岩石です。
ではこの石灰岩は本部石灰岩でしょうか、本部石灰岩でしょうか?
そうです、琉球石灰岩です。
琉球石灰岩の中に、ほぼサンゴの形をそのまま残している状態です。
何万年もたっていないものだと思います。
同じくサンゴからできているとはいえ、歴史の長さによって、見た目も随分ちがいますね。しかしどちらも、塩酸をかけるとぶくぶくアワを立ててとけていきます。石灰岩
ということでは、同じなのです。
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