今回は「植物をたのしむ目」として書かせていただきます。というのも「最近の記事を読んで、予想を立てて調べて、それが当たっていたのでとてもびっくりしました。植物を見る目が違ってきた気がします」というメール、そしてそれに似た表現の言葉が綴られたメールがいくつも届いているからです。みなさんのおかげで、このサイトを見てくれる方達は1日300人くらいになってきました。直接メールを送っていない人たちの中にも、同じ思いを抱いている人たちもたくさんいるのではないかと思っています。
前回の問題は「アーモンドの花はどういう形をしていると思いますか?」です
アーモンドというのはチョコレートなどにもよく使われているナッツの一種です。
前回の表もあわせて載せてみます。
予想してから続きに目を通してくださいね。
「予想なくして賢さなし」です。
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表を見るとアーモンドはモモにとても近く、全体としてサクラ属でまとめられています。そして大きくはバラ科です。
アーモンドの花をみてみましょう。 とても淡いピンクのキレイな花です。
まるで桜の花に見えませんか。
植物に限らず、いろいろな生物をグループに分ける学問を「分類学」といいます。
小学校でも中学校でも、昆虫の足は6本だとか、背骨のある動物を脊椎動物(せきついどうぶつ)というとか、コケ類とかシダ類だとか、そういう現象的な触れ方はやっているのですけど、もっと根幹的な「分類にシビれるような授業」ができたらと、いろいろなことを調べています。
分類学も楽しく「たのしい教育!」です。