沖縄が大好きで、うちの研究所にもよく足を運んでくれる神奈川の友人がいます。
毎月というほど沖縄にやって来るのですけど、最近少し体調を崩しているという連絡がありました。
見舞いに沖縄の薬草の代表格「ヨモギ」と「ニガナ」を送ることにしました。
いつも散歩にいく公園に両方とも生えているのですけど、残念なことにヨモギはほとんど刈り取られていました。
近くを歩くと、花畑の横にヨモギがありました。
タイミングの良いことに、主の方が手入れをしています。
ヨモギをもらってよいか尋ねると、「どうぞ」とのこと。
なんなくいろいろな話になって、ヨモギを送るのだということに触れると、「それならいっぱいもっていってください」と、こんなにくれました。
友人に送っても、だいぶ余ったので、ヨモギ茶を作ってみることにしました。
不味かったら不味かったで、別なものをためすといいのです。
何しろいっぱいありますから。
洗ったヨモギをボトルにいれて、たてたお湯を注ぐと、いい香りがしてきます。
カップにいれると、いい色です。
味わってみると、とってもおいしい。
お茶っていうのはとてもカンタンなのですね。
研究所に来てくれた方達にも出してみましたが、全員「おいしい」といってくれました。
だいぶ前に、乾燥させた「ヨモギ茶」をたてて飲んだことがあるのですけど、それより美味しく感じてしまいます。が、それは手前味噌なのかもしれません。
結局ハーブ・ティーなのです。
山でキャンプをするときに、ササをあぶってお茶にして味わうことがありますが、それも一緒ですね。
先日紹介した「たのしい環境教育プラン サバイバル入門」では、食べられる野草をとりあげたのですけど、おまけバージョンで〈おいしいお茶〉を載せるのもよいかもしれません。
しばらく、いろいろな野草を味わってみようと思います。
たのしい教育、楽しい授業、沖縄の賢い子ども達の育成に全力投球の「たのしい教育研究所」です。