静電気で遊ぼう/ダンス人形

 沖縄県の教育関係の講座依頼が届き、たのしい教材プログラムを組んでいます。とりあげたいものがいくつも出てくるので、さっとイメージしただけで、何時間かけても終わらないくらいのメニューになります。そのうちの〈どれを取り上げないか〉が選定の重要テーマになります。

 今回は〈静電気人形〉がメニューの一つになりました。

 静電気そのものは、かなり古くから楽しみごととして利用されています。
 たとえばエボナイトを利用したこんな実験です。

 こういう見世物的な実験が好きな人たちも多いのですけど、たのしい教育研究所(RIDE)の教材は、極力〈特別なものを使わない〉実験です。

 たとえばこれ。
 学校や家庭に普通にある素材を利用します。

 研究所のスタッフと試してみると、やはりとてもたのしくもりあがりました。
 静電気は冬など空気が乾燥していると起こりやすいのですけど、この実験は夏の沖縄でも可能です。
 以前、西表島の先生たちの夏休みの研修会に呼ばれて行った時、これをとりあげて、みんなで盛り上がりました。

 先日は沖縄の北部、自然豊かな〈やんばる〉の地で「宙(そら)たび」というワークショップをしてきました。
 今度は南部で〈電気の授業〉でたのしんでみたいと思います。

 たのしみです。

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子どもの感性に戻る授業/大人が子どもの様に喜んでくれる姿を見るのが大好きです

 今日は沖縄の北部〈やんばる〉と呼ばれる自然いっぱいの素敵な場所で〈たのしい教育〉のワークショップでした。このサイトでは固有名詞を極力避けることとしているので、どの場所だったかは伏せておきます。

 依頼は〈村の職員の方たちや、村を盛り上げようとしている方たちに向けてのワークショップ〉です。

 わたしは北部〈やんばる〉の地で採用されて教師となったので、その地の言葉の響きも大好きですし、その風光明媚な景色も大好きです。それだけでなく育ててもらった恩も感じています。

 多少の忙しさは切り盛りして出かけていきました。
 引き受けた時には10名以下というお話でしたが、近づいた時にはその二倍以上になったというので、「申し訳ありませんが」と現在の人数でリミットをかける様にお願いをして当日を迎えました。

 たっぷりの教材を準備するので、グレードを維持するためにはしかたありません。それから、今回受講した方たちを大切に育てて、その人たちから周りの人たちにたのしい教育が広がっていくことが大切です。ですから一概に人数が多ければよいというわけはないのです。

 オープニングの時には少し硬い面持ちの参加者の皆さんも・・・

 予想を立ててもらいながら対話をしていくうちに次第にのめり込んで来てくれます。

 ものづくりに熱中し・・・

 特別な知識が必要な時にはスマホやタブレットでどんどん入手できることを体験し、あっという間に予定の100分がすぎていきました。


 参加した皆さんの〈たのしさ度〉〈わかりやすさ度〉の評価はオール5でした。

 たのしい教育は子どもだけでなく、大人も「もっと学びたい」という気持ちにしてくれます。それは笑顔と元気を育てる教育です。
 参加者の感想にこうありました。長い文章の要旨を短くまとめます。

 今日の講演は、とてもたのしく、あっという間の時間でした。
 いっきゅう先生がはじめに言っていた様に「子どもの様にたのしんでいる自分」を発見しました。そして、今日の話を、周りの人たちに伝えたくなりました。
 また来てもらえるというので、とても嬉しく感じています。
 子ども達にもこういう授業を受けて欲しいです。

 冗談をいってたのしんでもらったのではなく、村側から依頼されたテーマを直球で取り上げてたのしんでもらいましたから、その内容も自分のものとなり、受講していただいた方たちが、この村の核となってくれると思っています。
 これからも、やんばるの元気が高まる様に、力を注いでいきたいと思っています。

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招きネコ ア~ル!

 ア~ルは毎日元気です。私が新しい実験などをやろうとすると「何よ、それナニよ」と寄ってくる姿はいつものこと。白いので見えにくかもしれませんが、この写真にもア~ルが写っています。

 ところで今週「公式サイトの記事やメルマガのア~ルくんに癒されています」という方たちが訪ねてきました。
 「ある還付金があったので、ア~ルくんに美味しいものを買ってください」とお金を持ってきてくれました。二千五百円くらいあります。

 研究所に寄付金を届けてくれる方たちはいますけど、ア~ルにというのははじめてのことです。

 もちろんア~ルは〈一才の子にお年玉〉状態で、その価値をしりません。

 そこで、そのお金の入っていたジップロックを直接首輪に通してみました。

 すると本人もまんざらイヤでもない様子。
 よく見ると「お年玉ありがとうございます」と、慣れない挨拶をする子どもの様にも見えます。


 持ってきてくれた方たちは大笑いしつつも「可愛い~」と喜んでくれました。

 まさに〈招きネコ〉みたいで、ア~ルがお金をたくさん運んで来そうです(´ー`

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たのしい〈天体〉の授業

アップスケジュールの設定ミスで、校正途中のこの記事がしばらく掲載されてしまっていました。すでに読んだ方もいるかと思いますが、前回の記事に手をてれてあります。もう一度お読みください。

 スタッフでたのしい天体の授業を組み立てています。たのしい教育研究所(RIDE)の授業は「ごく普通の素材」で作成できるのが基本です。理想は〈100均〉で入手できる素材を利用します。
 時にはそれらをあらかじめ加工しておいて利用することもあります。
〈自分で授業する〉わけではなく〈作ったものを利用する〉ことが中心だという参加者の場合や、時間が限られていてショートカットして完成形までもっていきたい時などです。

 今回はその両方が重なた講座なので、あらかじめスタッフが準備をはじめています。

 これは〈リングつきの土星〉。

 球は何でできていると思いますか?
 

 ピンポン球です。
  4個で100円ですからコスト的にもだいぶお得です。

〈リングをどうしようか〉いろいろ実験中の一枚がこれです。
 手書きで描いたものが利用できたら、〈コンパスの利用〉の応用編として子どもたちが実際に描いて、それを土星の球にかぶせることで、部屋に飾っておきたくなる教材にもなるでしょう。

 一つはコンピュータで描いた土星の輪で、もう一つはものづくりが大好きなスタッフが描いた土星の輪です。

 

 授業では、こういう素材で惑星のイメージづくりをしてあと、天体望遠鏡の使い方を学びます。

 天体を見ることは〈たのしい教育研究所〉がやっと今年になって手がけ始めた内容の一つです。
 天体の授業は専門の方も多く、特にRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )が出て行くこともないという気もしていたのですけど、「単に観測ということではなく、興味のない人たちがもっと見たくなる様なワークショップをしてほしい」という真剣な要請が届き、授業の構成を開始しました。

 いろいろリサーチしてみると「子どもたちや大人たちも、本当に星を眺めてたのしんでいるのかわからないんですよ。パッと数秒見て〈あ、見えた〉ということで次の人に変わる人もけっこう多いんです」という話など、確かにそうだなと思わせる話がいろいろ出て来ました。

 新たしい分野というのはたのしいことに溢れています。
 今はとても忙しいのですけど、興味ある方は、来年度(四月以降)のワークショップならお受けできると思いますので、問い合わせください。

 ところで研究所に学びに来た先生たちが下の様子を見て「天体望遠鏡がまた一つ増えましたね」と話していました。
  

 この一番左のタイプを初めて見たとのこと。

 しかしこれは偶然立ててあったもので、実はア~ルが遊ぶトンネルです。

 

こんな感じです。


 たのしい天体の授業準備会でもア~ルは絶好調です。

 ア~ルに負けないくらいたのしんでもらって、自分で夜の星を見たくなる様な授業をしたいと思います。

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