たのしい教育研究所のウェルカム・スペース 元日バージョン/カンパーニュー・ド・ショコラ

 たのしい教育研究所のウェルカム・スペースが元日バージョンになりました。
 ボードはいつもの様に研究所の美術担当小禄さんの力作です。

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 12月になるかならないかという頃からクリスマスの彩りを輝かせています。 ガリレオの頭上には新年のしめ縄が位置しています。

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 毎週金曜日はたのしい教育メールマガジンの発行の日です。
「たのしい教育Cafeスペシャル」で盛り上がった「カンパーニュー・ド・ショコラ」というおかし作りを書こうと思っていると、授業してくれたY先生が研究所で実演してくれました。
 二つの食材だけでできあがる優れもののお菓子です。
 その一つが板チョコ。
 パキパキおって湯煎して、とても簡単に出来上がります。%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%8f%e3%82%9a%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bb%e3%83%88%e3%82%99%e3%83%bb%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%8f%e3%82%9a%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bb%e3%83%88%e3%82%99%e3%83%bb%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%82%b3%e3%83%a92 明後日はいろいろな学校の先生たちがわたしの特訓を受けにやってきます。新年ですから、カンパーニュ・ド・ショコラを味わってもらおうと思います。

 今年もたのしく元気に「たのしい教育研究所」です。

たのしい教育はやめられない!/たのしい教育研究所スペシャルの様子

 数日前のこと、年の暮れも押し迫ったある日、たのしい教育派の教師たちが沖縄県の各地から集まり「たのしい教育Cafeスペシャル」が実施されました。忙しい日々であるにもかかわらず、ナイター研修も含めて参加者は20名。予想以上の人数となりました。

 次から次へといろいろな先生達がたのしい授業を実施し、参加者全員で、とてももりあがりました。

 これはメンバーが集まってくる前にとA先生が読み語りをしてくれているところです。
 絵本のタイトルは「1日昔ばなし」。
 いろいろな昔話が織り込まれて、笑える絵本です。

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 これはB先生の「カンパーニュ・ド・ショコラ」づくりの様子。

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 まずB先生が美味しくてカリカリのチョコを前に置いて
「さて、このチョコは、どういう材料からできているでしょう?
 まず、食べてみてから予想してください」
と問いかけます。
 食べたみんなは
「おいしい」の声の後
・シリアルコーン
・クラッカー
・ココナッツ
・板チョコ
などいろいろな予想を出していきました。
 一通りの予想が出た後、B先生は
「じつは、これとこれを混ぜて固めただけです」
と材料二つを出すと、「えー!」という大きな声がたくさんあがりました。その食材におそらくみんな驚くと思います。
 もともとの名前は、材料名が入っています。「そんなの食べたくなーい」という声も上がったそうです。
 そこでもっと楽しめる様にとB先生がオリジナルの工夫を加えたのが、今回の「カンパーニュ・ド・ショコラ」です。
 名前自体工夫しなくてはいけないので、たのしい教育Cafeスペシャルのみんなで考えました。
 どこでもきっともりあがるでしょう。
 メールマガジン書きたいと思います。その後、チャンスがあればこのサイトでも紹介させていただきます。

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  数々のたのしい内容に盛り上がり、深夜3時まで語りあいました。
 そして朝、宿泊したメンバーで乾杯。

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 たのしい教育はいろいろな可能性を伸ばしていくことは実験事実です。
 現に、たのしい教育研究所に集う方達の、素敵な可能性がどんどん生まれています。
 そうしていくうちにはじめは「なになにのために〈たのしい教育〉を利用する」という様な手段として考えていた人たちも、〈たのしい教育〉そのものが目的となり、結果として本質的な笑顔と賢さが満ちていく。
 そんな日々がくることでしょう。

 2016年から2017年へと、どんどん拡がるたのしい教育です。

たのしく学ぶ先生たち/未来はたのしく明るい方へ

 たのしい教育は、自分の可能性をどんどん広げてくれる教育です。たのしい教育研究所の授業で感動し賢くなる、そうやって周りの人たちの笑顔も広がっていきます。

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 前回触れた〈褒(ほ)めて育てる教育〉について、少し書きたいと思います。
 
 研究所の特訓を受ける人たちには、「たのしさ度・授業をうけて良かったかどうか」と「理解度・わかりやすさ」を五段階評価してもらっています。私自身が30年前から同じ評価項目で子ども達に評価してもらい、自分の授業の腕を磨いて来ました。

 最近受講したA先生が、評価と、それに続けて語ってくれた内容を少し切り取って載せてみます。

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 わたしもほめてのばすことに関してぎもんを抱いていました。
 ある本で「本当の気持ちが入っていないと、その人と繋がり合えない」ということを読んだことがあります。
 きゆな先生が同じことをおっしゃっていて、やっぱりそうだなぁ、と思いました。

つづく

 

 わたしが「ほめて伸ばす」という教育について問いかけて、実例を元に話した内容が、とても腑に落ちた様です。

 こちらの意図する方に伸ばすことを目的に、手段として「ほめる」ということが多々ある様です。
 そういう行為を子ども達は敏感に感じ取ってしまいます。そのうち、感動を伴わず手段として一人歩きしていた「ほめ言葉」に対して反発する子ども達も出て来ます。わたしは小中学校でも勤めていましたから、そういった中学生の反発のシーンもたくさん見てきました。

 たのしい教育は〈感動〉がベースになくては成り立ちません。
 たとえば〈教師が感動して伝えた言葉〉が子ども達の心に響くのです。
 それは結果的にお互いのよい人間関係を育てて行くことにもなります。

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 こういうことを伝えることができる先生達を育てる「たのしい教育研究所」です。
 そういう地道な活動の中から〈沖縄の教育の未来は明るい〉そう感じる日々です。そしてそういう活動の中で日本全他の教育の未来が明るくなっていく。そしてこの地球というすばらしい星が明るく豊かな処になっていくことになっていく・・・
 そう思っています。

たのしく明るく元気に!
たのしい教育研究所です

たのしい教育を拡めることをたのしく

 たのしい教育研究所の活動は「教育」に関係すること、場所ならほとんどのところで可能な内容です。
 たとえば
「幼稚園生が喜んでくれる様な授業は?」 もちろん可能です。
「おじいちゃんおばあちゃんが生き生き活動する様な作業は?」 もちろん可能です。
「国語の校内研修」 はい、可能です。
「ものづくり教室」 もちろん可能です。

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 「こういうことは無理かも」と思う様な内容でも、たのしい教育に興味関心を持ってくださっている方の問い合わせにお応えできた内容は数々あります。

・福祉まつりでたのしい教育
・海開きでたのしい教育
・病院の患者さんたちにたのしい教育
・長寿県復活のための活動にたのしい教育

 それらは全て、たのしい教育研究所が受けた授業・講演です。そしてほぼ100パーセントの高い満足度をえています。

 今年も〈たのしい教育研究所〉の活動はしっかりとすすんでいます。

 たのしい教育で才能が開花する。
 そして、たのしい教育で人生を豊かにする。

 たのしい教育研究所の授業は、単なる授業を超えた授業です。

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  これはたのしい教育CafeでA先生が実施した「たいせつな心」という道徳の授業です。そばに寄り添って、やさしく声をかけてあげることで、くじけそうな心が支えられ前を向いて歩いていける、そういう実践的な授業です。

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 友だちがいなかったら
 どういう状況で、どういう声かけができるのか

 研究所オリジナルのいろいろなアイディアがどんどん湧き出ています。

 たのしい教育は面白おかしい教育ではありません。
 感動し賢く生き生きと豊かに暮らす、人生そのものをテーマにした教育です。

 今年も仲間たちと元気に活動しています。