思わず笑ってしまった落書き/琉球方言という財産-明治期以前と以後の言葉に整理しておきたい

 琉球/沖縄の方言については興味と親しみだけでなく、一つの文化の源泉といってよいほどの価値を感じています。たとえば今地球上から英語が消えたとしたら、英米の建物や街並みが残っていても、その人たちが言葉の中に残して来た価値観や哲学、発想の仕方が消えていくことと同義で、恐ろしいほどの損失です。
 小さな琉球であっても、一つの国として経てきた大切なものが、言葉の中にたくさん刻み付けられているはずです。

 その方言についても時どきこのサイトに書いたり、メルマガで紹介したりしています、今回も方言の話。

 学校で方言を使う事を禁じられていた歴史が長く、今の学校の先生たちや親自身が方言を使えない、分からないということも多いでしょう、子ども達から方言を聞くことはとても少なくなってきました。

 そんな中のこの張り紙を目にして笑ってしまいました。

 

 標準:盗人(ぬすっと)
 琉球方言:ぬする

 違う国だったにしては、あまりに似ている読み方に、沖縄と日本の文化的な結びつきの歴史を紐解きたくなります。

 一口に琉球方言といっても、それが明治期、日本に組み込まれる以前にあった言葉なのか、その後なのかに分けておかないと、琉球の民が持っていた発想としてのDNAが分からなくなってしまいます。

 誰か、その作業をしてくれる人はいないだろうか。
 税金を納めている者としては、まず国公立大学の先生たちにやってもらいたいものだという感じがしているのですけど、いつになるのか分からないので、問題意識を持っておいて、何かわかったら、それをたのしい琉球方言の教材にしていきたいと思います。
 もしかすると、誰かが整理してくれているのだろうか。

 以前調べた時に〈日本語と琉球語はルーツが同じで奈良時代あたりに別れたのだろう〉という話が出てきて、古事記や万葉集といった古(いにしえ)の感覚が琉球の言葉の中に残っているとしたら、震えるほどの感動を覚えます。
 学校が「これをしなくては、あれもしなくては」というカリキュラムに追われ続けるのではなく、子どもたちの学ぶ喜びを中心に授業を構成できる様になる時のためにも、しっかりとした教材で残しておきたい分野です。

 私と同じ様な興味関心を持っている方がいたら、ぜひたのしい教材化にトライしてみませんか。

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バランスとんぼ-昆虫写真家の今森光彦さんバージョン 好評

 最新のメルマガで昆虫写真家 今森光彦さんの〈バランスとんぼ〉を紹介したところ、さっそくおもしろい、やってみたいという声が届いています。

 メルマガの授業の章の部分から、二、三枚切り取って載せてみましょう。

1.型紙を色画用紙と一緒にホッチキスして、丁寧に切り取ります。


2.ほぼ出来上がりました。
 好奇心たっぷりのア~ルが怪訝な顔でちょっかい出してます

 

3.剥がして身体を内側にカーブさせてペンの先などに載っけます

 

 一気に書き上げたので、気づいたら本のタイトルや写真くらいは紹介したものの、値段や出版社などは書いていませんでした。本について知りたいという方からの問い合わせもあるので、載せておきます。
 問い合わせがあったら、このページを案内しようと思います。※ クリックでジャンプする様にリンクしてあります

切り紙昆虫館─ハサミで作ろう! (単行本図書)1650円

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おいしい野菜がいっぱい届きました。応援に応えて元気にたのしく活動中/最新メルマガから

 最新号のメルマガ第392号の表紙です、今回は〈たのしい教育の今日この頃〉に載せた記事に少し手を加えて紹介しましょう。

===応援団Hさんからたくさんの野菜が届く===

 

 忙しく過ごす日々、応援団のHさんから「いっきゅう先生お元気ですか、野菜がたくさん実りました、お届けします」という連絡が入りました。
 待っていると〈たまねぎ〉〈らっきょう〉〈サニーレタス〉〈じゃがいも〉〈黄色ニンジン〉がたくさん届きました。

 今朝、土から掘り出したという新鮮な野菜たちです、とても美味しそう。

 研究所に来てくれた皆さんにもおすそ分けします。

 しばらくおしゃべりして帰る時間が来た時、Hさんに「仲間にHさんの元気な様子を見せたいので写真撮らせてくださいね」というと背筋を伸ばして緊張の面持ち、誠実な善き人です。


 Hさんはかつて勤めていた学校の保護者で、すでに子ども達は全員成人しているのですけど、今でも私を個人的に応援してくれています。
 教師をたのしく続けていたからこその大切な財産です、幸せなことです。

 応援してくれている皆さんのためにも、たのしい教育の普及に力を注いでいきたいと思います。

 

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とても寒い1日、子ども達や保護者の方たちの笑顔で元気になって暖かくなる

 わが琉球・沖縄も寒さ厳しく、外に出るとその空気の冷たさに〈外の空気を吸わずに呼吸できないものか〉と考えてしまうほどです。
 そんな時にも〈出前児童館〉にやって来てくれる子ども達や保護者のみなさんの顔を見ると、あたたかくなります。

 この日は三十人近くの子ども達がやってきてくれて、にぎわいました。

 これはRIDE開発のニュースボールでドッジボールしているところです。
 

 

 一流のインストラクターが協力してくれて、本格的にヨガも取り入れています。

 クライマックスは紙飛行機や手裏剣づくり。

 とても盛り上がっていました、作品も斬新で、他の所の様子も交えて、いずれ紹介できると思います。

 それにしても、ほんとに贅沢な出前授業だと思います。
 読者のみなさんで、参加したいという方は、ぜひお越しください、沖縄市の公的な事業ですから、全部無料です。https://tanokyo.com/archives/28740

 個人的に嬉しいこともたくさんありました。
 私が教師をしていた頃の教え子二人が来てくれて、ヘルプしてくれていることです。
 一人はずいぶん以前から月に一度、もう一人は今月から毎日来てくれます。
 幸せな教師生活を思い出しています。

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