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  • たの式けんび鏡/たの式顕微鏡 =レーウェンフック型 手づくりけんび鏡 (手作り顕微鏡)Vol.2【つくり方編】/自由研究こそが本物の研究!

     手づくりけんび鏡・手作り顕微鏡の最新作「たの式けんび鏡」Vol.2です。

     さっそく前回の記事の反響が届いています。
     「レンズの魅力」の授業が受けたいという方達も現れています、うれしいことです。
     早く作りたいと、直接研究所を訪ねたいという方もいましたが、残念ながら「採用試験特訓」の方達向けの時間にかなりウェイトを置いていて、わたしのスケジュールがかなりタイトです。
     個別の対応は無理ですが、来週の「たのしい教育Cafe」で「たの式けんび鏡」づくりをとりあげる予定ですし、秋の講座「たのしく伸びようよ 秋」でも取り上げる可能性があります。
     興味のある方はお申し込みください。

     さてレーウェンフックさんの「単式けんび鏡/単式顕微鏡」タイプの「たの式けんび鏡/たの式顕微鏡」の作り方をおとどけします。名前も一緒に覚えてくださいね。

     全体の大きさは10cm×2cmほどです。
     たの教式けんび鏡A 序章にも書きましたが、「たのしい教育研究所」のものづくりには4つのポイントがあります。

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    1 ) たのしい

    2)できるだけ入手しやすいものを利用する
    3) 特別な技能を要求せず、成功率は90パーセント以上
    4) 安全である
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    もちろん「たの式けんび教」も、その視点で開発しクリアーした教材です。

    0.準備 
     (購入素材)
    ・100均(ダイソー)カラーボード5色組 厚さ2mm
      ※空き箱などの厚紙素材利用も可
    ・100均(ダイソー)植物が育つ不思議なゼリー(重要-1cmほどの「透明」な球が入っているもの)

    たの教式けんび鏡5

    %e3%81%9f%e3%81%ae%e5%bc%8f%e9%a1%95%e5%be%ae%e9%8f%a1 カラーボードがボディーとなり、透明球がレンズになります。
     レンズ球は触ってみるとプニュプニュで、落とすと弾性が強いことがわかると思います。ぜひ手にとって遊んでみてください。化学的な名称で「高分子吸水性樹脂」といいます。

     
     ガラス球より透明度も高く、キズがついても水がそれを覆ってしまうので、透明度が落ちません。これをレンズに使うというところが画期的なアイディアです。

    (重要)この高吸収性樹脂は、空気中に出したり水の中に入れたりすることで球の直径を変化させることができます。すると見やすさ・倍率をある範囲内でコントロールすることができるわけです。これはかなりの優れものです。

    (用具)
    ・ホチキス  ・穴あけパンチ  ・ハサミ
                  

    =作り方は3ステップ=

    1.色は暗い目のものがよいと思いますので、まず黒いボードを利用しましょう。足りなくなったら、青、赤というように選んでいくとよいと思います。
     ボードを切って2cm×10cm程度の板を2枚つくります

    たの教式けんび鏡6
    2.二枚をホチキスでとめて穴あけパンチで重ねて上の方に穴を空けます

    たの教式けんび鏡7
    3.高分子吸収性樹脂の球を、開けた穴に、はさめば出来上がりです!
    ※ホチキスの位置が穴に近くて開き辛かったので位置を下げました。調整も簡単です
     芳香剤にも同じタイプの球が入っているのでそれを使ってもOKです。
    たの教式けんび鏡8

    たの教式けんび教10 たの教式けんび教9透明球はほっておくと、さらに小さくなってしまいます。
    穴から抜け落ちるくらい小さくなったら、半日くらい水につけておくと戻ります。

    =見てみよう!=
    ではたの式けんび鏡を使ってみましょう。
    序章にも書きましたが、見る時には、けんび鏡でみる距離感です。
     (重要)普通の顕微鏡でのぞくくらいの距離感(数mmくらい)

     念のためイラストをつけておきます。
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     下に置いてものをみると、頭で光をさえぎってしまいますから、手に持って見る様にしてください。

    タンポポの綿毛はこう見えます。

    たの教式けんび鏡12

    下のタネの部分はこうです。
    たの教式けんび教13
     応用編(重要)
    「もっと倍率を高くしたい」という場合にも、この「たの式けんび鏡」はすぐれた機能があります。
     球型レンズの倍率は、屈折率と球の直径に左右されます。
     計算式がありますが、興味のある方のみ読んでいただくとして(⇨こちら
     おおよそで計算してみると、直径1.5cmの球レンズで約20倍です。
     もしも小さくして1cmくらいになると倍率は30倍くらいになります。

     つまり小さな球はそれだけ倍率が高くなるのです。
     お皿などにおいて空気にさらしていると、湿度にもよりますが、半日でハッキリわかるくらい縮みます。
     この下の左が使い始めの球、右が半日空気中に置いていた後の球です。

    たのしい教育研究所式けんび鏡 小さくなりすぎたら、今度はコップにレンズを入れていてください。2時間くらいでは元の大きさにもどると思います。水につけすぎていると、はじめの頃より大きくなるので、倍率が低くなります。
     学校などで、少し大きめの倍率からスタートしたいと思ったら、半日前くらいにお皿に人数分くらい出していて、それを利用するとよいでしょう。
     もちろん「見えづらい」という人が出たら、残った芳香球をあげればOKです。数はは十分足りるはずです。
     
     どの程度のまで縮んでも大丈夫か(しっかり見えるか)、ということに関しては研究結果は出ていませんから、ぜひ皆さんで調べてみていただけたらと思っています。

     わたしは、たの式けんび鏡に魅了されているので、散歩に出る時にもビニールパックに入れて持っています。

     
     次回は、さらにいろいろなものを見てみましょう。

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