手づくりけんび鏡・手作り顕微鏡の最新作「たの式けんび鏡」Vol.3です。
単式けんび鏡の「たの式けんび鏡」についてシリーズで書いています。
自分で作る時間がない、という方達も、興味があれば、ぜひいろいろな人たちに拡散していただけたらと思っています。
その人が作って、自分にも分けてくれるかもしれません。
さて、たの式けんび鏡の魅力は、ロバート・フックさんレーウェンフックさんたちが小さな世界に魅せられ出発点とも重なります。
ロバート・フックさん、レーウェンフックさん達は、はじめから高倍率のけんび鏡を使っていたわけではありません。
虫めがねより高いくらいの倍率のものでいろいろなものを見ているうちに、それがたのしくてやめられなくなって、もっと高い倍率、もっと高い倍率という様に研究を進めていったに違いないのです。この部分については、もう少し時間をかけて原典に当たらなくてはいけませんので、それまでお待ちください。
さて、開発した「たの式けんび鏡」は、私のポケットにたいてい収まっています。
いろいろなものをみて楽しんでいます。
今回はそれをお届けしましょう。
前回も書きましたが、下において観察すると、頭がライトの光などを遮りますから、手に持って光の下で見ることができるものがおすすめです。
まず、ぞうきんを見てみましょう! ミツバチの巣の様な構造が見えます。
卵の殻の表面を見てみましょう。
研究所の周りにたくさん咲いているシロバナセンダングサを見てみました。
散歩途中の公園の壁にコケがびっしりついていました。
たの式けんび鏡で見てみると、しばふの様に一株ずつ生えているのがわかります。これは予想外で、いろんな人たちが驚いていました。
他にも、コショウ、七味唐辛子、砂などいろいろなものを見てたのしんでいます。
読者の皆さんで、何かおもしろいものを見たら、ぜひ写真と一緒に送ってください。
研究所のスタッフでも試してみます。
毎日たのしく実験中
たのしい教育研究所です。