⭐️New 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、少ない額でも大歓迎いたします⇨https://tanokyo.com/archives/158358
⭐️New 手のりブーメランをたのしむ動画⇨https://www.youtube.com/watch?v=nR9LHbrci_s
⭐️ ゆーぬくだんごで島言葉・動画教材➡︎https://www.youtube.com/watch?v=cYA6QgwLZ0k
✨教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️企業研修、団体研修、校内研修についても気軽にお問い合わせください

ナイフクラフト わりばしペン

 週一回の「たのしい教育メールマガジン」を綴るのは、わたしの大きなたのしみの一つです。
 毎回、書きたいことがたくさん湧いてきてとまりません。
 メルマガを届けるたびに、読者の方たちからの反響も大きく、ますます熱が入ります。

 メルマガは「たのしい教育研究所の今日、この頃」「たのしい教育 実践編」「映画はやめられない」「たのしい教育の哲学・発想法」の4本立てです。

 今回は「たのしい教育実践編」にナイフクラフトを綴っています。

 ナイフは教育現場で敬遠されているツールの一つかもしれません。
 しかし、指導すれば、カッターや彫刻刀よりずっと安心して使えるものだとおもいます。

 先週の「たのしい教育Cafe」で高校のK先生が〈ナイフの練習〉の授業をしてくれましたが、意外にも女性の先生たちが熱心になっていました。
 参加したその先生たちから
「何か実用的なものを作ることができたらいいのですけど」
という問いかけもありましたので、K先生の続きのバージョンとして、小学生向けのナイフクラフトをまとめています。

 私が図画工作で何度も試してきた「わりばしナイフ」づくりです。

 準備するのは、ナイフ、わりばし、100均インク、そして削りくず受けのチラシなどです。

ナイフクラフト2 こうやってけずって、先端にミゾを入れて、インクで書きます。
 けっこういい書き味ですよ。

ナイフクラフト

  今では出版されていませんから入手は困難ですけど、40年ほど前に出た「ナイフでつくる(民衆社)」という本があります。
 そこには、ナイフを使う時の子ども達への指導についても書かれています。
 メルマガにも書く予定ですけど、貴重な資料になりますから、ここにも掲載しましょう。

ナイフを使う時の注意
ナイフを使う時には、次のことをかならず守ってください。
①ナイフは、みんなの生活を楽しくするためにあるのですから、ぜったいに人をきずつけたリ物をこわすことにつかわないこと
②切れないナイフはケガのもとです。ナイフが切れないと、自分が知らないうちに、むりな力がが入ったリするかです。よく切れるように、といでもらいましょう。(上級生になると自分でとげる様になります)
③ナイフを使わない時は、かならずサヤにしまい、きまったところに、いつもちんとしまっておきましょう
④ナイフを使うときは、それに適した場所や台(よごれてもよい所やナイフでキズついても心配のない工作台)を考えましょう。あとかたづけはきちんとしましょう
⑤手を切るおそれがあるときは(とくにナイフを持っていない方の子)手ぶくろをはめて使います
⑥ナイフを自由に使ってよい人は、大体8才ぐらいからです。それまでは先生などの言われることを、よくききましょう。あなたは、手や指の力がついて、ハサミを使いこなせるようになっていますか。まわリに人がいる時、ナイフを持って、どんなことをすればあぶないか、正しくわかリますか。
⑦ナイフの正しいわたし方
 かならずさやにしまい刃先の反対方向をむけてわたします。

「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=

 毎日たのしさ広がる「たのしい教育研究所」です!