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板倉聖宣「漢字の部首分類と昔の人たちの考え方」@授業書-漢字と漢和辞典 第2部

 仮説実験授業の授業書であまり知られていないものが『漢字と漢和辞典』です、だいぶ古く、板倉先生が力を入れて作成したものです。私は大好きで、大きな影響を受けた授業書なのですけど、周りの仮説実験授業研究会関係の人たちに聞いても読んだことがないという人たちがほとんどでした。

 メルマガで紹介したところ、いろいろな方たちが興味を持ってくれました。

 子ども向けというより大人向けの授業書だといってよいかもしれません、もちろん私は小学生に授業をしてきました。

 第二部のはじめのところを紹介しましょう。子どもたちが「わかりにくい」といっていた部分を中心に手をいれてあります。授業書の内容、伝えようとすることは全く変わっていません。

 

授業書〈漢字と漢和辞典第二部「漢字の部首分類と昔の人たちの考え方」〉

〔問題1〕
ここにあげた15の漢字は、すべて顔にある目・口・耳・鼻・歯・舌とその働きに直接関係するものばかりです。

1)昔からあるふつうの漢和辞典では、次の漢字はどの部首のところにのっていると思いますか。予想をたててみてください
2)それ自体が漢和辞典の「部首」としてとりあげられているものはどれとどれだと思いますか、◯をつけておいてください。

〔解説〕
ここで「ふつうの漢和辞典」と断ってあるのは、三省堂刊の長沢規矩也さんの漢和辞典系統のものだけは、部首のたて方が大きくちがっているからです。

 

部首の話(1)

〔問題1〕の15の漢字のうち、眉と告・味・聞・嗅をのぞいた10の漢字「口・日・目・見・舌・言・耳・歯・食・鼻」は、いずれも部首にとりあげられています。
〈鼻〉などは字画も多く(14画)、その漢字を構成している「自・田・升」は漢和辞典の部首になっています。だからそのどこに入れてもよさそうなのに「目・口・耳」などと一緒に部首として独立させられているのです。
 これをみると、部首としてたてられるかどうかは「その字(意音符)がどれほど簡単か」ということだけできめられるのではないことがわかります。
 鼻という字はそれを構成要素とした字が特にたくさんあるというわけでもないのです。
 顔の中の基本的な器官である目・口(舌·歯)耳・鼻は「その字がどんなに複雑でも、どうしても部首としてとりあげておきたい」と昔の人々は考えたのでしょう。
 そしてその考えは多くの中国人や日本人にうけつがれてきて、いまも大部分の漢和辞典はそういう字を部首として採用しているのです。眉は目・鼻・口・耳にくらべると重要性がおとるので、これは目の部首のところに入れてしまってあるのでしょう。

〔問題2〕
今度は、人間や動物のからだに関係のある字だけをあげます。
このうち、それ自体が部首になっている字はどれとどれだと思いますか。
みんなの予想をだしあいましょう。

ここまで

とってもたのしい授業書です。

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