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野草を食べる楽しみ②-調理は簡単

 野草を食べる授業は、子どもたちにも大好評です。ある学校では、わたしが〈野草を食べる授業〉をしているといううわさがPTAにも広まって、夏休みのPTA行事として海岸で実施したこともありました。たのしかったなぁ。

 さて、洗った野草たちを準備してからの続きです。

 小麦粉を水で溶きます。わたしは軽く塩と七味を入れるのが好きですけど、それは無しでもかまいません。

 

 いろいろな野草を一度に入れずに、一つの種類ごとに入れましょう。野草によって、油で揚がる時間が異なるので、一緒に入れると、ある野草はまだ生っぽくて、ある野草は焦げてしまう、ということがあるからです。

 

油を1cmくらい入れて中火で熱したナベに入れます。

 茶色に変わる前に取り出します。ハシで持つと、カリッとした感じがなんとなくわかりますから、シナっとしていたら、もう一度ナベにもどすとよいですね。

 油の温度にもよりますが、若い野草は15秒程度ではできあがります。この写真はナベから出したばかりで、キッチンペーパーが油を吸い取る前なので、見た目では伝わらないかもしれませんが、カリッとしています。

 ひと種類揚げたら、火を止めておくのがよいでしょう。
 衣に入れて、まぜて入れるまでにどんどん熱くなってしまい、すぐに焦げてしまうことも多いからです。

 私が大好きで、子どもたちも「こんな草が食べられるの?」とたいてい驚いてしまうのがセンダングサ。
 こんな野草です。
 草はらを歩くとズボンやスカートにセンダングサのトゲトゲ(タネ)がつくことがありますから、知っている人も多いでしょう。


洗ったセンダングサの葉っぱに衣をつけて・・・

 

熱した油で揚げましょう。

すぐにカラッと揚がります。

これが油であがった野草たちです。

 

 

 食べる時には〈めんつゆを薄めたもの〉か〈塩〉がおすすめです。
 子どもたちはつけすぎてしまうことがあるので、めんつゆのみにするとよいでしょう。
 ある子の提案で〈マヨネーズ〉を準備したことがありました。それも美味しかったです。ただし、野草のほんのりした味わいが消されてしまう感じもするので、わたしは個人的には利用しません。

 
 ところでこの記事を読んだ方達からいろいろな便りが届いています。

〈野草料理の本より美味しそうです〉という様なメール、〈桜の葉って本当に食べられるのですか?〉という様なメールなどいろいろあります。

 次回、それらの味わいも含めて、お届けします。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉を応援することができます !