『ふゆめがっしょうだん』 富成忠夫・茂木透 写真 長新太 文 (福音館書店)

ふゆめがっしょうだん

今回は、冬になるとページを開きたくなる本
『ふゆめがっしょうだん』を紹介します。

1990年にかがくのとも傑作集として出たのでロングセラーの本ですね。
表紙を見たときから「なに?・・・これってかお?・・・」と、
思わず見入ってしまいます。

人によって何に似ているか違って見えたりしてたのしいです。
ページを開くと一つ一つの木の芽が大きく拡大されて
いろんな顔の表情に見えてくるから不思議です。
ふゆめがっしょうだん
木の芽たちを見ていると何かを話しているような、
話しかけたくなるような、
なんだかたのしくて幸せな気持ちになります。

写真にそえられた長新太さんの短い言葉もいいですね。
春を待つこの時期におすすめです。

***本のあとがきより***
顔に見えるところは、実は落葉した葉の柄がついていた跡です。
その中に目や口のような模様がありますが、
これは葉に養分を送っていた管の断面です。

この顔の上にある円形や円錐形をした部分、
これが冬芽でこれから葉や花になるものが
中に小さくたたまれていて春を待っています。
( by hina )

 

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