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自由研究メモ/必要以上に恐れないこと慌てないことが安全教育の第一歩

 虫が嫌いだ苦手だという大人は私の周りにたくさんいます。学校に勤めていた時にも、できれば虫の勉強は避けて通りたいという先生たちがたくさんいました。

 これは以前のアウトドア講座の時に取った写真です。
 ある先生が、キレイなひまわりに見入っていたら中に大きなハチがいるのを見つけてとてもびっくりしていました。

 ミツバチの3~4倍の大きさがあります、スズメバチかと思うほど大きいので、このハチに刺されたらキケン度も半端ないと思ったのでしょう。

 このハチはクマバチです。

 

 ミツバチもクマバチもアシナガバチも、こちらから捕獲しようなどといった悪さをしなければ刺すことはありません。ちなみにハリを持っているのはメスのみで、オス蜂も刺すそぶりを見せますけど、ハリがないので痛くありません。

 大抵のハチが近くにきてもそのまま眺めていて大丈夫です。

 キケンなハチはスズメバチです。

 攻撃性が強いので、こちらからちょっかいを出さなくても差してきます。
たくさんのスズメバチに刺されて死亡したという例はマレではありません。

 アウトドアで虫をテーマに自由研究をする人たちもいることでしょう。

 虫たちを必要以上に恐れてはいけません。

 向こうから向かってくる虫、触るとかぶれる虫、毒のある虫などのいくつかを知っておいて、そうでない虫たちにはあまり神経質にならないようにした方がよいでしょう。

 それから、テレビや雑誌などマスコミの中に、必要以上に恐怖をあおる記事をよくみかけます。
〈殺人アリ〉と騒がれた〈ヒアリ〉などもその数ある例の一つです。
〈殺人グモ〉と言われて映画や小説などにも登場しているタランチュラに刺されて死亡した例はないということです。

 身近に見られて虫たちの中で、注意しなくてはならないものについては、たとえばこういうサイトを参考にしてみるとよいでしょう。
https://www.allergy-i.jp/kayumi/kayumi-genin/hifuen.html

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