数回前に板倉先生(仮説実験授業研究会初代代表)の「歴史から学ばない人たち」という話を紹介しました。
日本のかなりの人たちの中に「あの戦争はしかたがなかったのだ」と考える人たちがいて、そういう人はまた同じ過ちを犯す心配があるという話です。
ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国の事情はかなりことなっています。
書斎の整理をしていると、映画のチラシが出て来ました。
現在公開中の「アウシュヴィッツ・レポート」です。
多くの仲間たちが虐殺されていくホロコーストの実態を知らせるために収容所を脱走した2名のユダヤ人の命がけの行動を映画化しています。
私は予告を観たのですけど、それだけでも辛すぎる内容です。
そのチラシにこうしるされています。
「過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す」
板倉先生が語ったことに呼応する映画だと思います。
ドイツをはじめとしてホロコーストに関わった国々は、その記憶を消さない様に、自分たちのつらい過去をどんどん暴き出して伝えています。
私たちも「あの戦争を起こしたのは仕方がなかったことだ」と言わず、されを避けなかった日本、「やってしまえ」と鼓舞した日本の姿をしっかり認識することから歩き出さなくてはと思います。
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