「本質的な内容に触れる・わかる感動」それが、たのしい教育研究所が提供している授業です。そしてそれを「たのしさ」と平仮名で表記する様にしています。
「楽しい」という言葉はたくさん耳にしますから、「たのしい教育研究所」という言葉から、それの事をイメージする人は少ないかもしれません。日本語の難しいところです。
英語では enjoyable や happy など、楽しさを表現する言葉はけっこうあります。
大いなる喜び、今まで見えなかったことが見えてくる様な喜びという意味で たのしい教育研究所ではたのしい教育を
Derihghtful-Educttion(ディライトフル・エデュケーション)
と訳しています。
※マークにも示してありますが研究所の別名はRIDE(ライド)です。そのDはDerightfull の「D」、EがEducationの「E」です。ちなみにはじめのRとIはReserch Institude(研究所)を意味します。
たとえば子ども達が「すべてのものは原子分子でできている」という真理に触れた時の感動、ロケットの推進力が「反作用」によるものであることを知り、自ら実験して試した時の感動、それが未来を拓くカギだと思います。
「科学の原理など難しい」と考える方や「子ども達には実験やものづくりをさせてあげれば楽しむものだよ」という教育関係者も多いのですが、私たちはその様な立場には立ちません。
ですから、単に大掛かりな実験装置で驚いてもらったり、不思議な現象を見せてたのしませたり、という授業ではなく、受講した方達が「そうか、そういうわけでこうなったのか」とか「自然界にはこういう秘密がかくされていたのか」という様に、目が開かれる様な感動をもってもらうことが「たのしい教育」のテーマです。
先日実施した「原始時代から宇宙時代までの人類の発展」をテーマにした授業も、原子分子的にものごとを見ていく本格的な授業です。「子どもには難しい」と思うかもしれません。
しかし小学生がたくさんの感動を伝えてくれました。それだけでなく、一緒についてきて、会場の後ろに座って授業を聞いていた保育園だという子どもも、最後に私のところに来て「とってもたのしいかったです」と伝えてくれました。
5年生の感想から一つ紹介させていただきます。
本格的な授業こそたのしい!
そういう結果がどんどん重なっている、たのしい教育研究所の日々です。