今年2017年の立春は10日前、2月4日(土)でした。いろいろな地方で大雪となり、ここ数年にない寒波という話も聞いています。「立春というのに寒い日々」という言葉を毎年耳にしますが、春が立ち上がったにも関わらず、立春はとかく寒いものです。しかしそれは言葉に偽りあり、ではありません。冬の寒さのピークだから、ここから先は少しずつ春へ春へと進んでいくよ、という意味なのです。つまり少し離れた位置からみれば、立春の頃はまさに冬の盛りなのです。
同じ高さを歩いていても、きびしい山の頂上まであと少しで到達するというのと、厳しい山の頂上から降り始めている、というのでは、その意味がずいぶん違っています。
さて、まだまだ冬の寒さの厳しい今日この頃。
たのしい教育研究所の近くの公園の様子を見に行きました。
春はすぐそこまで来ています。
ちなみに10年くらいになるわが家の桜は、毎年花は実らず、葉ばかり茂らせます。風の強い場所にあるので、そのせいかと思っていたのですけど、今年はいくつも花が開きました。青空に映えてきれいです。
「春の形」をイメージすると、人それぞれ違うと思います。みなさんの春の形を、寒さの厳しいこの節目に、探しにでかけませんか。
それにもまず時間を少しだけとって「散歩」に出かけてみることをおすすめします。