分類については、以前からとても興味関心があります。いずれたのしい教育プランとしてまとめたいと思っています。今回は、たのしい分類のお話をさせていただきます。
たとえば「昆虫の足は6本、クモの足は8本だから違う仲間だ」という様に覚えている人も多いとおもいます。しかし、なんとなく眺めると似ている様にも思えます。それが証拠に、クモが昆虫ではない、ということを知って驚く子どもたちもたくさんいます。
案の定、細かい足の数などではなく、もっと大きなグループでみると、クモも昆虫類も「節足動物門」という同じグループなのです。
昆虫類、クモ類などは「節足動物門」
イカ、タコ、貝、ナメクジなどは「軟体動物門」
という様な分け方です。
もっと大きな分け方もあります。〈界〉という分類です。
〈動物界〉〈植物界〉という様に分けています。
細かい分け方もあります。その代表的なものが〈科〉という分け方です。
こういう言葉を覚えておくことも大事かもしれませんが、分類を知っていると世界を見る目が開かれるということもあります。
まずこの写真をごらんください。
沖縄の普通の桜、寒緋桜です。
では、これはなんという名前でしょう。
意地悪だったかもしれません。
バラです。
とても似ていると思いませんか?
インターネットからにているものを無理して探してきたわけではありませんよ。我が家で今日撮った写真です。
実は桜はバラ科というグループの植物なのです。
ですから似ていて不思議はないのです。
自然は、そのまま見て感じるだけでもたのしいのですが、科学者たちが長い年月をかけて〈分類〉してくれた見方や考え方を知ると、新しい世界が開かれることもあるのです。
興味のある人は、ぜひ自分でもいろいろ調べてみてくださいね。
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