✨New✨講座参加者募集中:6月10日(土)背を向けたあの子が 振り向いてくれる時⇨ https://tanokyo.com/archives/153994⭕️ 教師向け〈病休・育休等長期休み〉からのリターンtoワーク3回コースがプログラム化されました、関心のある方はお問い合わせください
⭐️「たのしい教育メールマガジン(年購読12,000円-講座等の割引あり)」
⭕️教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です

自由研究は感動的 モンシロチョウは何を食べるの? モンシロチョウとキンレンカ(その2)

 小学校の頃「モンシロチョウはキャベツしか食べません。みんなはなんでも食べる子になりましょう」と教わって、それを信じていた私の話を書いてきました。そして〈モンシロチョウはキャベツの葉しか食べない〉というのは間違いで、アブラナ科の植物が大好きだということを知りました。今回はアブラナ科ではない植物〈キンレンカ〉です。キンレンカは〈ノウゼンハレン科〉の植物です。モンシロチョウの幼虫は〈キンレンカ〉の葉も食べるのでしょうか。

 これがキンレンカです。沖縄でもそうめずらしくなく、庭先や公園などでも見ることができます。 前回、その卵とアオムシを載せましたが、研究所のスタッフが「そういえば、研究所のベランダにもキンレンカがあります」と気づき、調べてくれました。研究所のベランダはそんなに広いわけではありませんが、沖縄の貴重やドングリ数種、ハワイのジンジャー、サボテン、クワズイモ、アロエ、発芽実験中のタネなどいろいろ置いてあるので、うっかりしていましたが、たしかに小さいのですけど一株のキンレンカがあります。

 確認してみると・・・

⬇︎

⬇︎

⬇︎

⬇︎

 

 卵はありませんでしたが、アオムシがいました。
 サナギも見つかりました。

 

 〈灯台下暗し(離れたところはよく見えていても、自分の足元は暗くて気づかない)〉でした。

 サナギも明らかにモンシロチョウのサナギに見えます。

 そのままモンシロチョウになるか待つのもよいのですけど、そろそろ調べてはっきりさせておきましょう。

 インターネット上で多用されている辞典ウィキペディアの「モンシロチョウ」の項には

 幼虫の食草はキャベツ、アブラナ、ブロッコリーなどのアブラナ科植物なので、それらの農作物の栽培に伴って分布を広げてきた。 
       ウィキペディア「モンシロチョウ」から

とあります⇨こちら

 しかし、もっと広く調べてみると「キンレンカを食べるモンシロチョウの幼虫」の様子はいろいろ見つかります。その一つに「モンシロチョウの幼虫をナスタチュームから見つけた」という記事がありました。沖縄県浦添市の方たちが書いたものです。※ナスタチュームはキンレンカの別称です

 確かに、モンシロチョウはキンレンカに卵を産み、その葉を食べて成長します。研究所のキンレンカのサナギも、しばらくしたらモンシロチョウになるでしょう。

 ずいぶん以前、たのしい教育研究所のメンバーの一人、M先生がサークルで〈センダングサばかりしかみつからないところでモンシロチョウをたくさんみつけた〉という発表をしてくれたことがありました。モンシロチョウはセンダングサの蜜を吸っていたのです。センダングサでもモンシロチョウの卵がみつかるとおもろしいな、と思います。


「モンシロチョウの食べ物(食草)」について調べると、たのしい発見があなたを待っているかもしれません。こちらの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-いいねクリック=人気ブログ!-⬅︎ジャンプ後のページに表示された記事もクリック!