ミツバチの安全性について書いたところ、予想以上の反応が返ってきました。以前、顔いっぱいにミツバチをつけている〈ミツバチおじさん〉という人がいたそうで、そのわけがわかったと書いてくれた方もいました。今回は逆に身近な危険生物について書きましょう。
理科を教えている時は、みんなでよく散歩しながら草花ウォッチングやバードウォッチング、海岸ウォッチングなどをしていました。海は海で「これは避けようね」という生き物がいますが、全体的にみて、春先にもっとも注意しておきたいのが草はらで出会う〈キドクガ〉です。毒蛾の種類には〈キドクガ=黄毒蛾〉と〈チャドクガ=茶毒蛾〉がいますが、沖縄で出会うのはキドクガが圧倒的に多いのです。成虫も幼虫(毛虫)もどちらも毒があるのですけど、子ども達が被害に会うのは圧倒的にキドクガの〈幼虫(毛虫)〉です。
いかにも毒毒しい色合いなので、見たことがある、という人も多いのではないでしょうか。この細かい毛に触れるととても痒く、湿疹も出ます。
毛虫の体長は2-3cmくらいです。
モンシロチョウの様に偏食ではなく、雑食性なのでモモタマナやハイビスカスなど、いろいろな植物の葉で見かけます。この色などを見て、触ろうとする子どもはほとんどいないのですけど、知らずに、毒のある毛に触れてしまうことがあるので注意が必要です。
もしも毛がささったら、ガムテープなどで毛を取り除いてから、洗い、氷などで冷やすとよいでしょう。学校なら保健室に必ず行ってくださいね。
キケンな生物を知っていれば、それを避けることができます。
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