教師にとっての夏は漬物の様に〈研修〉に浸る夏です。学校教育に課せられる、あるいは期待されるものは多岐にわたり、その一つひとつの内容は〈達成目標〉ではなく〈方向目標〉的なもの、つまり〈ここまで学べばOK〉というものではなく、前に前にと膨大な内容を学び続けることになる。30年近くそういう中で教師を続けてきたので「先生たちは楽ですよね」という方や「近頃の教師というのは」という言葉に、そのまま頷くことはできません。そういう中で保護者の皆さんや地域で教育活動している皆さんと学校の先生たちの信頼関係を築いていくのが〈たのしい教育研究所〉の取り組みの一つです。
たのしい教育研究所で学んでいる若い先生たちから「研修もたのしくがんばっています」という暑中見舞いメールが届きました。
とてもうれしいメールだということに加えて、写真から見る姿に、力をつけて来た様子がみえて、喜んでいます。
「〈学ぶことがたのしくてならない〉という子どもたちを育てる力のある教師」
それがたのしい教育研究所が育てている教師です。
「日本にはもともと教育がたのしいという発想はなかった」というのは仮説実験授業研究会代表の板倉聖宣が沖縄での講演会で語ってくれた言葉です。だからこそ、本気でこの活動に全力を注ぎたいと思う日々です。板倉聖宣のそのお話は次回紹介させていただきます。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!