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国語もたのしむこと、それこそが一番です/改めて〈映画 ちはやふる〉をおすすめします

〈国語〉もたのしむこと、それこそが一番大切だということは言うまでもありません。最近、国語を教えている先生から〈ちはやふる=上の句・下の句=〉を観た高評価が届きました。
 以前、このサイトでもおすすめした映画です➡ こちら さらに ➡こちら

 

 すでに10回くらい観ている私も、その話を聞いてまた観てみることにしました。
 不思議なのか当然なのか、同じところで感動していました。
 どういう展開になるかしっかり頭に入っているので涙をうかべるところも事前に身体がつかんでいて前段ですでに目頭が熱くなってしまいます。それは流すのも悪くない〈涙〉です。

 日本人にしろ外国の方たちにしろ、その〈国語〉と関係しない日は一日たりともないでしょう。それだけに「使うものだからつべこべ言わずに覚えなさい」的な指導が入り込みやすい下地があるかもしれません。しかしたとえば〈古典〉などのめんどうな文法を教えられなくてはいけないのか、と問われると答えに窮してしまうのではないでしょうか。
 わたしは中学の頃の国語の先生に「〈てふてふ〉と書いてあるけどここでは〈ちょうちょう〉と読みましょう」と言われて「この世界にはついていけない」と感じた一人です。
 やはり〈国語〉であっても「たのしむこと」が重要だと思うのです。

 映画〈ちはやふる〉は「古典」の世界に親しむことができるとてもおすすめの作品です。

 作品の主人公は〈綾瀬千早〉。〈競技かるた〉に青春をかける高校生です。その中で観ているわたしたちも百人一首の世界を味わうことができます。

 上の句・下の句に2巻に分かれていますから当然〈上の句〉から観ることになると思いますが、〈下の句〉で初めて登場するクイーン若宮詩暢(わかみやしのぶ)のキャラクターが光り、後半がさらにおもしろくなります。

  

 上の句111分・下の句102分、合計で213分。
 中学高校の50分単位で計算するとそれぞれ2回分くらいになります。
 上の句のみ視聴して「のこりは各自で観てね」ということでも十分だと思います。

 授業でとりあげてみてはどうでしょうか。
 「〈古典〉がずっと身近になった」と感じてくれる人たちがたくさん出てくると思います。

 もうひとつ「方言」の魅力も味わえると思います。
 「ちはやふる」の登場人物〈めがねくん〉とその祖父〈永世名人 綿谷始-わたやはじめ〉の口から流れ出る〈福井弁〉がよい。聞いていてとても心地よいのです。そして、その福井弁で語られると妙に納得してしまうのです。不思議な感覚です。「方言の魅力」という視点で授業してみるのもよいのではないかと思っています。 1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックするとさらにうれしく思います。