中部のある小学校の親子行事に招いていただいて授業をして来ました。きょうだいだということで小さな子ども達も参加してくれました。授業が終わってたくさんの子ども達と保護者の皆さんの素敵な笑顔にたくさん出会うことができました。朝一番の役員の皆さんとのミーティングの時も、ノリのよい保護者の皆さんの姿に気持ちよくスタートを切ることができました。
まだまだ熱い中でしたから子ども立ちも始まりは静かにスタート。
しかし授業が進むに連れてどんどん目を輝かせてくれました。
これは〈空気の原子〉の存在をたのしむ教材〈ぐる君〉でたのしみながら実験しているところです。
すると、クラス担任のA先生が、大きめの扇風機を上に向けて〈ぐる君〉を高く舞わせてくれました。 わたしがマイクで「お~、扇風機でたのしいことしてるよ!」というと、子ども達もどんどん押し寄せてきて、すごいことになりましたが、教材を作った私がみていても「なるほどね」と感心する実験でした。こういうセンスのある先生が学校にたくさんいて欲しいものです。
二時間の授業だったので、後半はまとめの実験として〈手乗りブーメラン〉づくり。
〈手乗りブーメラン仲良し連続キャッチ大会〉というものがあります。私の講座で時々やるのですけど、一人が投げてもう一人がキャッチする、キャッチした方が投げてもう一人がキャッチするという連続で何回できるかを競うたのしいゲームです。
何しろ〈手乗りブーメラン〉そのものが〈たのしい教育研究所〉オリジナルですから、その記録は「世界記録」です。これまでの記録は8回でした。
それが今回、二倍以上の〈17回〉の記録が出ました。
Sくん親子です。発表すると会場から「オー」という歓声が起こりました。
こういうシーンをみると〈単なる遊び〉なのかと思う方もいるかもしれませんが、たのしい教育研究所の授業は巷にある実験ショーとは違います。子ども達は、たのしみながら知的にもどんどん高まって行きます。
子ども達の評価感想を紹介させていただきます。
たまたま一番上にあった感想がたっぷり書かれていました。熱い体育館の中でしたけど、他の子ども達も〈熱い思い〉をたっぷり綴ってくれていました。
今日は、最初、ハンマーや石と、紙と羽の様に〈軽いもの〉では、絶対というほど〈重いもの〉が先に落ちると思っていました。
でもいっきゅう先生の話に〈ガリレオさん〉の事も出てきて、少しずつ〈重さは関係なのかもしれない〉と思えて来ました。
でも、それならなぜ最初に、そう思っていなかったのに、丸めた紙と石が同じで落ちると言ったのか不思議です。
でも、予想をたくさん立てて、それをいろんな方法から確かめて、挑戦していくというのが大切だと、だからこそ、ミミズやモグラとちがい、人間は新しいものを作り出すことができて、ここまで進化してきたのだと思い、分かりました。
そしてこれからも「外れても、予想を立てて挑戦していく」ということを忘れず、いろんなことを確かめて知っていきたいです。
今日の授業で、全てのものには原子があって、地球では、空気の原子がじゃまをして、落ちる早さも変わるのだと知りました。
この日のおかげで、たくさんの事がわかりました。
ありがとうございました。
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