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教育基本法を「すべて国民は、ひとしく、その〈希望〉に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」としてはどうだろうか

 教育基本法の第四条に「すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」と記されています。

 たのしい教育の発想からの提案としてこれを
第四条 すべて国民は、ひとしく、その希望に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」
 というようにしてはどうだろうかと、いろいろな処でお話をしています。

 教育の基本となる法律に〈その能力に応じた教育を〉とあるので、義務教育以外の高校や大学などでは選抜試験があたりまえの様に実施されています。それらを取り払って工業高校を希望する人たちへは無試験で工業高校に無試験で入ってもらう。琉球大学に入りたいという人たちがキャパを超えると困りますから、そういう名前はなくして〈沖縄県の国立大学〉というカテゴリーにして、そこに入りたいという人は人たちは無試験で入ってもらうのです。
 たとえば沖縄国際大学は国立大学の教育の基準に上げて〈沖縄県の国立大学 ◯◯キャンパス〉とする。
 もちろん独自の教育を望む人たちが進むことができるように、私立大学は維持する。

 無試験で入ってもらうと同時に、入って後、一定の教育内容を見に付けていった人たちのみを〈次のグレード〉に上げるシステムを明確にする必要があります。大学入学者は今までより増えるでしょう。しかし、入学した者の一定割合しか卒業までの関門をくぐり抜けることができないはずですから、卒業生が大きく増えるということはないでしょう。

 多くの人たちが〈もっと学びたい〉と思える様な魅力的な教育内容が広まって行くことで、社会人の皆さんや、仕事をリタイヤした人たちも〈学ぶことをたのしむ〉〈たのしく学ぶことで賢くなる〉〈たのしく学ぶことで自分の可能性を拡げる〉〈たのしく学ぶことが生きがいとなる〉という様になっていくのだろうと考えています。

「そんなことを言っても現実はね」ということもあるでしょう。
 Jリーグを立ち上げた川淵さんが〈サッカーのプロ化なんて夢のまた夢〉という人たちが多い中、仲間たちに「時期尚早と言う人間は100年経っても時期尚早と言う!」と語ったその言葉は真理だと思います。

 教育は誰かの特権的なものではなく、広くいろいろな人たちが享受されるべき人類の大いなる財産です。
 教育は社会はより良くする「礎(いしづえ)」でもあります。

 22世紀に向けた新しい教育の形を今から思考していくことは大切なことだと思っています。みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ ここをクリックするだけで全国の人気ブログに一票入り、いろんな人が目を通してくれる可能性がたかまります