読者の方から〈小学生の子が歴史に興味をもっている様です。何かたのしい歴史の本を紹介していただけると嬉しいです〉というたよりが届きました。
おやすい御用です。
真っ先におすすめしたいのが 板倉聖宣著「日本歴史入門」仮説社 1296円 です。
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あまりに地味すぎる想定ですけど名著です。
わたしが小学校6年生を担当している時には定番の授業でしたし、9月と10月のたのしい教育Cafeでも連続で取り上げましたが、歴史が苦手です、という先生たちにも大好評でした。
歴史というものを、断片的なエピソードからでなく、歴史の流れやその時代の状況をダイナミックにつかむことができる構造になっています。
六年生なら十分使えるのですけど、まだ下の学年の場合には〈親子〉で一緒に読みながら、親も子も問題にそれぞれの予想を立てて、1ページずつ丁寧にすすめていくとよいと思います。
「あー、予想がはずれちゃった」とか、「そういう理由でこうなったのかぁ」とか語り合いながら読み進めていくうちに、大人も子どもも〈歴史の見方・考え方〉を体感できると思います。
もしも読んでいて〈難しい〉と感じたら、いつかまた親子で読むということにするとよいでしょう。
持っていて決して損はありません。
いつかチャンスをみて、他の〈歴史に親しめる本〉を紹介しましょう。おたのしみに。
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