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実験「人間の間を電気が流れるの?」&アクション皿回し-たのしい教育で仲良く賢く笑顔になっていく子どもたち-サイトの閲覧数について

たのしい教育研究所

たのしい教育研究所

 思い起こせば3年前、このサイトに力を入れ始めた頃、サイト管理担当のI先生と「1日の閲覧数が100カウント(pv)を越えるといいね」と話しあっていました。
 それから読者が順調に増え、現在は〈1日1000カウント(pv)〉をねらうところに来ています。

〈1日1000以上の閲覧〉というのはなかなかのもので、もちろん上には上があるとはいえ、地道に教育をテーマに綴るサイトでこういう数を出すのは大したことです。
 その数が普通に達成できる様になると確実にたのしい教育が大きく前進しますから、このサイトそのものがとてもたのしみな実験の一つです。
 読んで下さっているみなさんに感謝し、もっと喜んでいただける内容を綴っていきたいと思っています。読みたい内容があればメールで要望していただければ嬉しく思います。あわせて、周りの方たちに「このサイトいいよ」と自信をもって紹介していただければ幸いです。

 記事によって閲覧数が異なるのですけど、コンスタントに人気があるのが、たのしい教育研究所が〈地域に出かけて行って実施している授業〉の記事です。保護者、教師だけでなく、いろいろな地域で教育活動しているみなさんが注目してくれているのだと思います。
 今月、そこで実施している実験やアクションゲームについて、参加した保護者の方から「とてもたのしかったです」という嬉しい感想と、使った教材についての問い合わせがありましたので、少し詳しくお届けします。

〈出前児童館〉は沖縄市からの依頼で実施している自由参加型の授業で、放課後、家族の方達の許可をもらった子ども達が思い思いに参加してくれます。
 いくつかの地域の放課後居場所担当の方から「うちでもできないか」という要望が届いていますが、たのしい教育研究所は現在たくさんの教育活動を実施しているので、現在は一ヶ所の公民館を月に一度、合計五ヶ所がやっとのところです。
 機が熟したら、いろいろな方達の要望に答えられる様になればと考えています。
 また「自分は時間があるから、ぜひ協力したい」という大人の皆さんがいたら、ぜひボランティアとしてご参加ください。
 事前にレッスンできますから、自分の周りの人たちをたのしませる技も身についてくると思いますよ。

 たのしい教育研究所がテーマにしている普通の授業、それは〈たのしく仲良く賢く笑顔になる授業〉です。

 研究所の出前児童館には、評判を聞きつけて離れたところに住んでいる子が保護者の方に送ってもらって参加することもありますから、みんな顔見知りというわけではありません。
 この写真(加工あり)は研究所のT先生とみんなが手を繋いでいるシーンです。
 みんな自然に手を握って「何がはじまるんだろう?」と興味をもってくれている様子が分かると思います。

 こういうことができるのは、教材のよさと、指導するスタッフが学校現場で腕を磨いたプロであるということ、それから何といっても、たのしい教育を数々実践して来た経験があるからです。

 T先生が手にしているのはこれ。
〈手のひらピカチュウ〉というおもちゃです。※現在在庫切れ

 このピカチュウはすぐれもので、本体からでる微弱電流が手をつないだ人間同士の間を伝わって、回路として戻ってくると「ぴかちゅう!」という声を出してくれます。もちろん危険はありません。

 まずは一人で

  そして二人で

   三人で・・・

 なかには恐る恐る指をピカチュウにつける子もいます。

 

 そうやってどんどん人数が増えていって、子どもたちは「今度は回路になっているのかな?」と指を添えると・・・  ※子どもたちの興味深げな笑顔をご覧ください

「ぴかちゅ~」という声が聞こえてきて、みんな大喜びしてくれます。

 現在のところ、記録は40人。
 何人まで可能かははっきりしません。
 いつか100人くらいでためしてみようと思っています。

 〈仲良い授業〉というと、子ども達の仲の良さをイメージするかもしれません。しかし、子どもと大人が仲良くなるシーンも目にするんですよ。

 これは今月の〈出前児童館〉で、アクションゲームとしてとりあげている「皿回し」の様子。
 一年生の子と一緒に参加したお母さん(左:黄色シャツ)に、六年生のSさん(右:青シマシャツ)が皿回しのコツを優しくコーチしている場面です。
 

 このSさんとお母さんとは、研究所の出前児童館ではじめて出会い会話したばかりです。
 それが、こんなに仲良く教えあい、学びあえるのですからとても素敵な光景だなと思います。
 お母さんがいいですね、子どもから学ぼうとするんですから。
 そしてこの6年生のSさんもとてもステキな子です。

「最近の子どもたちはこうだ、ああだ」と、いろいろなクレームをよく耳にします。しかし、特別な場合があるとはいえ、今の子どもたちは以前よりずっとステキになってきていると思います。
〈教師生活28年+たのしい教育研究所所長5年〉という教育にどっぷり使った日々から、そういって間違いないと感じています。

 ますます出前児童館に力を注いで行こうと話し合っている今日この頃です。

 たのしい教育研究所の授業に興味のあるみなさんは、それを学ぶ機会がいろいろ準備されています。今月の〈たのしい教育Cafe〉もその一つ、残り席はわずかです。興味のある方はお申し込みください。
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