前回、沖縄で赤く色づいたカエデのことを書きました。たくさんの方から「え、沖縄でもカエデが赤く色づくのですね!」という反響が届いています。さっそく見に行った方もいる様です。嬉しいことです。
色付かないと思っていると、色づいているものもうまく認識できないということなのでしょう。
今回の〈桜〉の話も似ています。
県外では4月の開花が普通の〈桜;ソメイヨシノ〉ですけど、沖縄では1月後半から2月の前半の頃開花します。〈寒緋桜〉という種類です。
今日は10月23日。
桜の開花まで三ヶ月くらいあります。
ところが第一研究所にある桜が開花していたのですよ。
これです!
これはおもしろいと思って、しっかり眺めたら・・・
なんともっとたくさん花が開いているではありませんか。
第一研究所の桜は、一月から二月の開花の時期でも、ほとんど花を見せてくれることはありません、多くて三、四輪くらいです。
それが10月のこの時期にたくさん開いているのです。
これはびっくり。
ところで〈くるい咲き〉という言葉があります。
いろいろな状況、いろいろな個性によって、時期がずれることは普通に起こります。それは機械やコンピュータなどと違う〈生物の多様性(DIversity;ダイバーシティ)〉、つまりすばらしさなのであって、狂っているわけではないのです。〈普通以外は狂っている〉なんていうのは恐ろしい発想で、それは日常に潜む差別的な考え方につながる危険性が高いものの一つだと考えているのですけど、どうでしょうか。
そんな話をいろいろな処でしていたら、ある方から「近くにあるクメノサクラ」という種類の桜が咲いていたというメールが届きました。
久米島に自生する桜で、例年3月頃に咲く種類だそうです。
生物の素晴らしい多様性、そして今回は台風の影響もあって開花のスイッチが早く入ったものたちがあるのでしょうね。
ここまでくるとたのしい教育研究所のウェルカムCatア~ルといつも散歩に行く公園の桜が気になってきます。
さて、咲いているでしょうか。
報告はいずれ・・・
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