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七夕の短冊をどうするか

 先日は七夕でした。

 研究所は〈原子論〉をバックボーンにしていますから無神論でスピリチャルな事物考え方と真逆にいます。当然、織姫彦星の伝説や、この日に願いが叶うという伝説を信じることはありません、けれどクリスマスと同じで、いろいろなきっかけとして活用しています。

 これは〈たのしい教育研究所(RIDE)〉に学びに来ている方たちと、短冊にそれぞれの目標や想いを記して飾った笹の葉です、一人ひとりのたのしい清らかな想いがたくさん記されています。

 学校に勤務していた時、行事担当の先生が、七夕の願いが書かれた短冊と竹・笹とを折りたたむ様にゴミ袋に入れていたシーンに驚いたことがありました。

 研究所では、短冊と笹とを燃やして地球の大気の中に放っています。ほとんどが原子分子として飛んで行ってくれます。
 それらは雨にまざって大地に降り注ぎ、いろいろな生き物たちの生命を育むことでしょう。

 わずかに残った杯は自然風化や微生物によって分解されていくのですけど、〈草木灰〉などの名前で売られているくらいですから、肥料として植物に与えます。アルカリを示すので、もちろん少しずつたくさんの植物に・・・

 先日、こういうたよりが届きました。

いっきゅう先生、短冊は今年も焼きますか?
できましたら昨年と同様、焼いたときの写メを送っていただきたいです。
携帯の待ち受けにしたいです。
よろしくお願いします。

 そういうこともしていたのか、RIDEの活動は密度が濃すぎて、去年のことがまるで数年前の様に思えます。

 今週、日を選んで願いを叶えたいと思います。

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