先日、海岸を歩いているとこういうものを見つけました、何でしょう?
海岸に打ち上げられた〈タネ/種子〉です。
何の種子か?
アダン(タコノキ科タコノキ属)の種子です。
アダンについてはこれまでいくつか書いてきました、沖縄で馴染みの植物です、たとえば→https://tanokyo.com/archives/15332
海岸を歩くと、実はいろいろなタネを見ることができます。
海水で発芽できる植物はほとんどないので、海岸に打ち上げられる1000個のうちに運よく発芽できる環境に身を置くことができるのは1個あるかないかでしょう。
見慣れている人には簡単でも、馴染みのない人たち、子ども達は大抵、名前を特定(同定どうていという)することは難しいと思います。
そういう場合は〈漂着種子〉というキーワードで検索してみてください。
たくさんのサイト(記事)がみつかります、今現在googleで92万件です。
沖縄の漂着種子を調べたい時には〈沖縄 漂着種子〉という様に2つのキーワードを打ち込んでください。
さてアダン(タコの木)のタネに戻りましょう。
このブラシの様になった部分を見ると、男の子の頭にも見えてしまうのですけど、実用的に利用できるんですよ・・・
これはかなりパサバサになってしまっていますけど、墨をしっかりふくませれば筆がわりになります。
実際、まだ柔らかい状態のものなら商品化されています。500円くらいです。
こうやって筆の先にしている人もいます。
身近な海を歩くだけで、たのしい発見がいっぱいです。
寒くなりましたけど、厚着して出てみませんか。
わたしが教師をしていた頃は、一年を通して子ども達と何度も海岸に出ていました。今でもその頃の子ども達から「先生、海散歩、とってもたのしかった」という便りが届くほどです。
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