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歓声が続途絶えない たのしい教育/たのしい教育プログラムA②「宇宙(そら)へ」

 以前わたしが新聞に連載していた「宇宙(そら)の向こうへ」というコラムがあります。小学校の教師をしていた頃のもので、好評で、たくさんの質問もいただいたのですけど、たのしい教育研究所(RIDE)を設立してからはじめの頃に作成した教育プログラムのタイトルも「宇宙(そら)の向こうへ」です。

 空を飛びたいと思ったことはありませんか?

と問いかけて

「人間がはじめて空を飛んだのはどういう方法だったのだろう?」

と予想してもらいながら、現在の宇宙に至るまでの道筋をたのしくたどっていきます。

 2020年のはじめに小学校で授業したのがこの授業です。想定していなかった幼稚園の子ども達も参加して楽しんでくれました。予想以上の大人数だったので、会場のいろいろな場所を動きながら実験している時の一枚がこれです。

 どうなるのか予想を立ててもらい、どうしてそう予想したのかたずねてから、私の実験をみてもらいます。

 歓声やカウントダウンの大きな声など、コンサート会場の様な盛り上がりでした。
 実験の結果がでた時、口をあんぐりとあけたり、オ~と大きな声を出したりしている子ども達の表情が、この写真に写っているのですけど、RIDEの個人情報保護規定があって、みせてあけらせれないのが残念です。

 あ、口元だけならいいかもしれません。
 私の近くにいる人たちの表情をアトランダムに何人か切り取ってみましょう、上の一枚の写真からです。


 プログラムの内容は詳しく書けませんが、テレビでよく見る実験ショーではありません。
 宇宙にいくために人間はどのような予想を立てて実験していったかを、手近な材料を持って来て、予想を立てて実験をみてもらう授業です。
 その中で、次第に子ども達は身を乗り出してかぶりつくように見入ってくれます。どの学校でやっても同じように、かぶりついてくれます。予想をもって確かめる、そういう授業の中でこそ、子ども達は着実にたのしく賢くなっていきます。見世物的な単発の実験ショーではこれほどののめり込みはしないでしょう。

 そういうダイナミックな姿を体感しながらすすめるのがたのしい教育です。
 2/29日には、こういう大規模な授業ではなく、自分のクラスでできるたのしい教育の講座があります。
 これから来る別れの3月、出会いの4月に子どもたちが「先生に受け持ってもらえてよかった」と思ってくれるような授業をいろいろ紹介します。
 RIDEの講座は持ち帰って自分でもできるものなので、とても好評です。この記事の2つ前の記事に詳しく載っています、子どもと一緒の参加も可能です、興味のある方はお申し込みください。

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