Hinaさんのおすすめ読み語りシリーズ。
これも「たのしい教育cafe」で紹介してくれた一冊です。
「ぐんだん」とつくからこわい集団かとおもいきや、憎めないのです。
絵本が好きな方はまず手にして欲しいです。
それからこのサイトを読んでくださっている本屋さんの方がいたら、
「たのしい教育研究所おめめす」
という言葉を入れて、前の方にもっていっていただけたらとおもいます。
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『ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ』 工藤ノリコ (白泉社)
ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ (コドモエ[kodomoe]のえほん))
ノラネコぐんだんシリーズの第2弾『ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ』の絵本を紹介します。
今回はなんと、ワンワンちゃんのきしゃぽっぽをのっとってしまうおはなしです。
ページをひらくと、ワンワンちゃんたちのきしゃぽっぽをノラネコぐんだんが草のかげにかくれてみています。一列に並んで何かをたくらんでいるようなうしろすがたは見ているだけで笑ってしまいます。
「ニャー、きしゃ かっこいい」
「ニャー、きしゃ のりたいね」
そして・・・
ワンちゃん達がきしゃに荷物をつみこんで、出発の時間までお茶をのもうと、ひとやすみしているとき‥‥
「ニャー、ちょっと のってみよう」
石炭(せきたん)をいれて、きしゃを出発させてしまいます。
「きしゃのうんてんかんたんだね かんたんだよ・・・」
たのしい汽車の旅に出発してしまいます。
このシーン、かわいいとおもいませんか。
おどろいたワンちゃん達が、後ろからひっしにおいかけます。
するとネコちゃんたちは、石炭をどんどんいれて突っ走って逃げていきます。
「ここまでくれば、もうだいじょうぶ」
安心したねこさんたちは、とうもろこしをみつけて、やきとうもろこしにしようと、きしゃのかまの中に、ありったけのとうもろこしをいれます。
すると・・・ふくらんで、ふくらんで・・・
あとは読んでのおたのしみ。
たのしいワンワンちゃんやかわいいノラネコぐんだんのキャラクターたちがたまらないですよ。
小さいお子さんから大人までおすすめします。
沖縄の、たのしく元気で賢い学力の向上、たのしい実力のある先生方の育成、実践型カウンセリング、その他、たのしく学ぶ方たちを本気で応援する「たのしい教育研究所」です。