たのしい教育Cafe 2018年1月は1/10(水)

 今年はじめの〈たのしい教育Cafe〉は今週開催です。毎回とてもたのしい会です。学校の先生、地域でいろいろな教育に関わっている方、自分の子ども達や親類の子ども達にたのしい教育をしたいと思っている方など、〈たのしい教育〉に興味関心のある皆さんなら歓迎します。
 担当のM先生からの案内を掲載します。

新年おめでとうございます。

 心新たに今年の目標を考えているところでしょうか。
忙しい中に『ワクワク』を見つけて、
1日1日大切に過ごしていきたいですね。
さてさて、先週はたのcaféクリスマススペシャルでした。時間も忘れるほどゲームやものづくりで盛り上がりました^ ^
 今年のたのcaféも一緒に楽しみましょう。
1月のたのcaféメニュー  
(予定)
①たのしい授業プラン      いっきゅう先生
②たのしいものづくり      A 先生
③たのしいゲーム             K 先生
④新年の抱負                    A 先生
⑤わくわく読み語り         S 先生
⑥うまくいったコーナー
★プラス 自由発表
※その他に発表したい方はどしどし連絡いただけると嬉しいです^_^
 
 講師の皆さんよろしくお願いします。
日時:1月10日(水)     18:30 OPEN〜
場所:たのしい教育研究所(登川マクドナルド近く)
参加費:1,000
飲食費:200円
※教材費が追加となる場合もあります。
申込は⇒こちら
 
たのしい教育Cafe


楽しい社会/たのしい楽しい地理の学習/ダージリン・ティーから始まる世界①/たのしい社会科

 今回は〈地理をたのしく〉をテーマに書いてみます。〈地理〉を苦手とする人たちがたくさんいます。かくいう私も小学校、中学校、高校、大学を通じてずっと嫌いなジャンルでした。
 大阪には親類がいたので中学の頃から行っていて、関西あたりまでの地理感覚はそれなりにあって、北海道が日本の北の果てであることも知っていたのですけど、たとえば「〈東京と名古屋〉のどっちが〈沖縄から遠いのか〉」ということには無関心で、直接行くようになってから「そうなのか、名古屋が沖縄に近いのね」と確認したくらいです。
 こういう私が、小学校でも中学校でも高校でも同じ様に〈山〉の名前や〈川〉の名前、〈平野〉の名前を覚えさせられた上に「山の名前とは別に〈山地・山脈〉の名前も覚えなさい」と言われた時の徒労感はかなりのものがありました。

 教員採用試験の問題を解く機会も多いので今では苦労はありませんが、「地理が苦手です」という先生たちの言葉を聞くと、あの頃の自分のやりきれない気持ちを思い出し同情してしまいます。

 地理的なものに親しみを感じる様になったのは明らかにテントを背負ってキャンプする様になってから、そして映画のたのしさを味わうようになってからです。

 〈白神山地〉に分け入って清水のせせらぎを聞きながら珈琲をたてる
 〈木曽山脈〉をぬけて〈飛騨山脈〉の〈上高地〉にテントをはる

 そういう経験は土の香りや植物の美しさ、山なみの流れ、街ゆく人々の表情とともに頭に焼きついていきます。そういう中で教科書には出てこない〈飛騨山脈〉すら苦もなく覚えてしまいます。

 その場所に行かなくてはたのしめないのが地理なのでしょうか?

 いいえ。

 映画はいろいろなことをたのしまませてくれます。

 〈You’ve gut mail 〉でニューヨークの街並みをみる
 〈エンドレス・サマー〉で世界の海をみる

 そんな中で、ニューヨークのスターバックスの外装、ゼイバーズというスーパーの品揃えまでなんとなく頭に入ってくることもあります。

 以前〈たのしい教育メールマガジン〉で「行ったことの無い街並みを歩く」をテーマに書き、好評を得たのですけど、今回は少し手を変えて〈行ったことの無い場所をたのしむ方法〉を紹介しましょう。それがつまり〈たのしい地理〉につながるのです。

 人々の営みを支えているいろいろな場所を興味深く学ぶ方法はいくらもあります。

 きっかけはなんでもよいのです。
 たとえばたのしい教育研究所にある紅茶。
 〈ダージリンティー〉
 香り高く味わい深い紅茶です。

 珈琲も紅茶もそれが採れた地名が銘柄になることがほとんど。
 ダージリンという場所でとれた茶葉で作ったのがダージリンティーです。

 ではダージリンってどこでしょう?

  わたしには〈ダージリン〉という言葉をめぐる地理感覚はありません。 

 みなさんはご存知でしょうか。

 これから少しダージリンについて見ていきましょう。
 どういう世界、どういう人々の暮らしがみえてくるでしょうか。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます

〈たのしい教育をたくさん学んで、ステキな先生になります〉初春のうれしい便りから

 メールやLineなどが普及する昨今ですけどいろいろな方たちから年賀状が届いています。嬉しいことです。一つ紹介させていただきます。
〈たのしい教育をたくさん学んで、すてきな先生になります〉と刻んだ便りは、今年度の採用試験で合格していったたくさんの人たちの一人です。

 ところで、たのしい教育を学ぶとはどういうことでしょう?

 たのしい教育研究所にはいろいろな教材がありますから、それを利用すれば〈たのしい教育〉になるのでしょうか?

 いいえ、違います。

 子ども達の笑顔を目標にしていればよいのでしょうか?

 いいえそれも違います。

 たのしい教育研究所に来て学べば、その根本の部分から身についていくことでしょう。その重要な一つが〈実験〉の精神です。
 いろいろなところでたのしめる教材が自分のクラスでうまくいくのかどうか、それも〈実験〉です。試してみて子ども達に評価してもらうのです。表面上、うまくいってない様にみえても、実は子ども達が喜んでくれていることもあれば、逆に子ども達が受け入れているようにみえて、実は低い評価しか得られないこともあります。

 子ども達の賢さと笑顔を育てる、そのためにたのしい教育研究所で学ぶ。その根本の処には教師の〈実験の精神〉が欠かせません。たのしい教育研究所で授業を受けて教師自身が〈たのしい〉と感じたものを、その運営法通りに試してみて、それでもうまくいかない場合には、別な教材をためしてみるとよいのです。

 2/3くらいの子ども達が〈先生の授業たのしい〉と評価する様になると、いろいろな授業につきあってくれる様にもなります。その時にはおそらく子ども達にも〈実験として先生の授業につきあってみよう〉という気持ちが出てきていると思います。

 これまで〈予想を立てて確かめる・実験する〉ことの重要性を何度も書いてきましたが、こういうところにもそれが活きているのです。

 子どもも教師も保護者の皆さんも明るくたのしい豊かな人生のために、たのしい教育をもっと広めていきたいと考えています。応援よろしくお願い致します。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます⇒全国ブログランキング

たのしい教育メールマガジン新年号とたのしい教育研究所のウェルカムスペース

 研究所の講座を毎回受講することがたのしい教育を学ぶ最適の方法ですが場所的に離れていたり時間的に厳しい方たちにとって毎週毎週届く〈たのしい教育メールマガジン〉はとても有力なツールです。2018年もたっぷりの内容をお届けする予定です。新年号のメニューを紹介しましょう。

ご挨拶

0.たのしい教育の一週間

たのしい教育研究所恒例クリスマスSpecial/桜まつり会場下見/偉大なる師 板倉聖宣、そして師と二人三脚の偉大なる人物 板倉玲子さんと語り合う/たのしい教育研究所で学ぶ先生たちからのたより/今年も富士を望み裾野の広がりをみる/空に願いを/たのしい教育研究所のウェルカムスペースは皆さんを歓迎しています

 

1.Let’s Enjoy the たのしい教育プログラム

これはケーキ屋さんのケーキに勝る!
みんなでたのしくケーキづくり 

 

2.Let’s Enjoy The Movies.

映画 2017年ベスト 発表

 

3.たのしい教育の発想・思想・哲学

たのしい教育研究所の裾野の広がりと 目指すもの 2018年のはじめに たのしい教育研究所 所長 喜友名 一

 

1.Let’s Enjoy the たのしい教育プログラムこれはケーキ屋さんのケーキに勝る!
みんなでたのしくケーキづくり」のうれしい反響もさっそく届いています。子ども達とみんなでつくるとても美味しいケーキです。

 

 有料(1号あたり約170円)ですが、コンビニで飲み物を買うくらいの対価でこれだけの内容を学ぶことができるツールはなかなかありません。読者の皆さんから頂く反響を読んでも十分自信をもっておすすできます。※年まとめ申込み

 メルマガで紹介しましたが、これは偉大なる師板倉聖宣とそれを支える偉大なる人物 板倉玲子さんと語りあった時の様子です。
 病床にあるにも関わらず板倉聖宣はわたしの言葉にもしっかりと耳を傾け、時に手を強く握り、目を見開き、返事をするかのような声を上げてくれました。

 

 たのしい教育研究所は2018年も皆さんを歓迎しています。
 それがひと目で分かる様なウェルカムスペースの様子です。きっと今年も着実に〈たのしい教育〉に目を向けてくれる人たちが増えていくことでしょう。


 たのしい教育に関わる相談だけでなく、子育てや教育に関する全般的なことのカウンセリングやスーパーバイズも行っています。新しい方が増えてくれることをたのしみにしています。
気軽にご相談ください。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます⇒全国ブログランキング