虹を追いかけてたのしもう②

前々回の続きです。
虹の色は孤の内側が青系、外側が赤系でした。
もう少し眺めてみましょう。
これは前々回と同じ時の写真です。

 よ~く眺めてください。
 何か気づいたことがありませんか?

 実は二重の虹になっているんです。

 目立つ虹の上に薄い虹がかかっています、確認してみてくれますか。

 視点を左側に寄せてみましょう。

 見えたでしょう。

 上側に視点を移しましょう。

 
 慣れてきたら、もう一度全体を眺めてみますよ、二重の虹が見えていますね。

  さて色に注目してみましょう。

 薄くて確認し辛いかもしれません、でも上の虹は内側が赤系、外側が青系です。
 逆になって見えています。さっきの写真をもう一度ご覧ください。

 めだつ虹を主虹(しゅこう)、薄い虹を副虹(ふくこう)と呼んだりするのですけど、そういうことは大した問題ではありませんし、それを知っているからどうだというものでもありません。

 それよりも実は「虹をみつけた時にはたいていもう一つのうすい虹が見えている」ということの方がずっと大切な知識だと思います。

そして
「今度出る虹も同じ色の並びかな」
「いつでもダブルの虹が見えるのかな?」
「薄い虹がめだつ虹と同じ様な色の並びになることもあるのかな?」
そうやっていろいろな予想を立てていくことでたのしく賢くなっていきます。

「そういうことは、いちいち実物を見なくても、インターネットで調べればいいんだよ」と考える人がいるかもしれません、先生たちの中にもいるかもしれませんね。でも、海岸に行ってみごとに染まった夕焼けを眺めて感動するのと、インターネットをみて夕陽ってこういうものなんだ、確かにきれいだな、と感じるのと、どちらが幸せなのか、どちらが心動くことなのか、それは自ずと答えがでると思います。

 虹の話は、また機会があれば書きましょう。

 ではまた明日。

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笑顔いっぱい:おじいちゃんおばあちゃん〈たのしい教育〉を思い切りたのしむ/老人会で盛り上がる

 某月某日、老人会の文化講演会に呼んで頂いて〈いつまでもたのしく学ぼう〉をテーマにたのしい教育をたっぷり味わっていただきました。

 当初「40~50人くらい集まるかというところです」ということでしたが、ふたを開けるとそれより遥かにたくさんの方たちが参加して下さった様です。ものづくりの材料をみると約70人くらかの方がたのしんでくれた計算になります。
 年齢は若い方のお顔も見え、上は90歳を超えた方までと幅がありました。

 司会の方が「講演会という名称ですけど、いっきゅう先生は、元々教師をしていたので、今日はきっと〈授業〉の様な形になると思います」という紹介をして下さったとき、おじいちゃんおばあちゃんが少し構えた様に見えたので、はじめに質問してみました。
「さきほど〈授業〉という紹介がありましたけど〈学校の勉強が好きだった〉という方は手をあげていただけますか?」

 皆無。

「お一人もいませんね」と話すと大きな笑い。
 時代をさかのぼるほど、厳しい教育を受けた方たちが増えていくのでそれは十分予測されます。教育に携わるものとして〈すみません〉という気持ちです。その分、力を入れて〈学ぶことはたのしい〉と感じていただきたいと思っています。

 たのしい教育研究所の授業は〈学校〉でも〈老人会〉でもほとんど変わりません。
いろいろなテーマをベースに
「たのしさがいろいろな問題や課題を突破する」
「予想して確かめる」
 という構成で1時間たっぷりとたのしんでいただきます。

 とりあげた内容は〈この美しい星でたのしもう〉です。
 宇宙から見た地球の映像にたくさん方たちが魅入っていました。

 これは〈人間が初めて空を飛んだのはどういう方法だったでしょう」という問題に予想してもらっているところです。
 おじいちゃんおばあちゃんたちが学校でやる様に予想したり意見を言ったりしてくれるのか、と心配していたスタッフもいましたが、その活気はかわりません。
 90歳の方から〈先生、生きているうちに地球上で無重力を体験したいのですけど、どういう方法がありますか〉という質問が来たりするほどです。

 実験を交えて、たくさんの拍手を受け、笑顔を見せてもらいました。

 これはまとめの部分で「この地球という美しい星で〈たのしむ〉ために〈子どもと仲良くなる〉ことがとてもおすすめ」ということで〈タマゴにーちゃん〉を作っているところです。
 喜んだこと喜んだこと。

 この写真は「ほらできたよ。よく動くでしょう。あなたのはどうね?」と話かけている様に見えます。

「いっきゅう先生、これ頂いてよろしいんですか?」
といろいろな方から聞かれて「もちろんです。ぜひこれで子ども達とたのしんでください。子ども達にも作ってあげてください」と答えると、とてもいい笑顔を見せてくれました。

 帰る時、ツエをつきながらもバッグに入れるのではなく〈手で大切に持って〉くれている姿や、早く家で家族に見せたい様な雰囲気が見えたりと、そういう姿嬉しかったです。

 授業の後、何人もの方たちが私のところに来てくれて
「先生、今日はとてもわかりやすくて、ほんとにいい時間でした」
「おもしろいではなく、たのしい時間でした」
「ますます元気でたのしい教育を広めてください」
という様な話をしてくれました。

 その一人Tさん(女性)が
「先生、わたし普通の人の半分しか学校を出ていないので感想を書くのは難しいから、直接お礼をいわせてください。
 今日は来てくれて本当にありがとうございます。
 今日の授業は、ほんとうにほんとうに良い授業でした。
 わたしは戦争もあって学校にはあまり行っていないですけど、その私にもとてもよくわかる、たのしい授業でした。
 先生が〈いろいろな人たちと仲良くなることもとてもたのしい〉と言っていましたが、90過ぎまで長生きした私の母親が〈家族とか人のいいところはどんどん自慢しなさいよ〉と言っていました。そのことと同じだと、母親のことも思い出していました」
という様な話をはじめとして、たくさんの感謝の想いを語ってくれました。
 聞いている私の目がうるうるしてくるほど嬉しい話でした。

 去りがたい会場でしたが、スタッフの皆さんにも感謝を伝え、さよならし、夜はカウンセリングの特別講座。明日は〈たのしい教育Cafe〉。充実を絵に描いた様な日々です。
 教師を辞めて研究所を立ち上げ、たくさんの方たちの〈笑顔〉と触れ合う日々の中で研究所の〈仲間たち〉のありがたさ、そして〈応援してくれる方たち〉のありがたさを感じています。感謝の気持ちは、ますます〈たのしい教育〉で笑顔を広げることでお返ししたいと思っています。
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たのしい教材|クイック 切り紙で「火の鳥」|たのCafeスペシャルで

12月のたのCafeスペシャルでS先生が紹介してくれたクイック切り紙を紹介します。
5分でみごとな飾り物、置きものが出来上がります。
ツルの形の型紙を赤い画用紙に合わせて線の通りに切り進むだけで、見事なオーナメントが出来上がりました。

スクリーンショット 2016-01-01 22.24.14
ほら、みごとでしょう。
小学生でも十分可能です。スクリーンショット 2016-01-01 22.24.21

S先生は「つる」だと紹介していましたが、わたしは「火の鳥」と名付けました。

研究所のスタッフは、これを大きくして玄関に飾りましょうね、と目を輝かせていました。

しばらくすると、玄関のウェルカム担当「たのちゃん」の横に、火の鳥が来ていると思います。

こういうたのしい教材が、これでもかと紹介される「たのしい教育Cafe」、今年は1月31日(日)に会場を変えてスペシャルで実施します。

興味のある方は早めにお申し込みください。⇨ たのCafe1月のご案内

 

たのしい教育が子ども達だけでなく、わたし達大人の未来も切り開く
今年も元気な「たのしい教育研究所」です!

2016年 桜の季節のたのしい教育体験講座|募集がはじまりました

たのしい教育研究所設立5年目を迎える2016年、桜の季節に「たのしい教育体験講座」を開催することが決まりました!
沖縄のさくらの季節は1月後半です

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見えづらい部分もあると思いますので、書きぬいて掲載します。

 県内だけでなく、国内・海外の授業へも飛び回るたのしい教育の第一人者 喜友名一先生(いっきゅう先生)を中心にたのしい教育研究所のメンバーが、桜の季節によりすぐりの内容をおとどけします。
「子ども達の笑顔をもっと見たい・子ども達をもっと賢くしたい」そういう願いを 実現するための講座です。
これまでの講座をうけた方達からは「子どもたちを通して保護者の方達とも仲良くなれました」という感想をはじめとして嬉しい便りがたくさんとどいています。
特別な材料、特別な技能を要求せず、興味関心のある人なら 誰でも同じように授業にかけられるものを準備していますので、安心してご参加ください。

普段手に入らないたのしい教材・書籍の販売もあります。
教材の関係があり、先着順の受付となります。興味のある方は、お早めにお申し込みください。

 

内  容
①  たのしい読み語り 教室でもりあがる読み語りの紹介
② たのしいものづくり
③  電気の授業をもっとたのしく
 小学校低学年から大人まで もりあがる本格的な電気の授業です。「電気の授業はむずかしくて苦手」という方にも「得意です」という方にもおすすめです
④ クイックスケッチ 大人気のビスケットを描くスケッチ
⑤ たのしいゲーム

 

日時 2016年1月31日(日)9:30〜12:45
会場/(うるま市) 健康福祉センター うるみん 2F第二交流室

対象:教師・教育関係者・教師を目指す学生ほか
受講料 2500円(教材費込み)
◯ 早割:1/21 木曜日 17:00までの申込み 2250円/人
◯ 友割:2名以上の申込み 2250円/人
◯ 両方の適用の場合 2000円/人

お問合せ 090-1081-7842
申込みはメールのみ

office⭐︎tanoken.com →⭐︎を@にかえて

 

いっきゅうせんせい 喜友名 一(きゆな はじめ)
たのしい教育研究所所長。 小学校教諭として28年勤務したのち、2012年3月、50歳で教師を早期退職。
「たのしい教育」の普及に全力を注ぐため「たのしい教育研究所」を設立。
研究所設立から約四年でのべ1万7000人に授業や講座を実施し、新聞やテレビに数々取り上げられる。
「たのしく実力ある教師を育てる活動」にも取り組み、高い合格率をあげている。
仮説実験授業とアドラー心理学を融合させたLEAPカウンセリングを開発し、悩みを抱える子どもたちや保護者、教師へのカウンセリングやカウンセラー実技講座も数々実施。沖縄県作成の副読本「こころのタネ」執筆員をはじめとして、「たのしいグッジョブ副読本」など、沖縄県の作成する教育関係書にも関わっている。

 

2016年もたのしく賢く感動的な教育に全力投球します!