ヨシタケシンスケ〈みえるとか みえないとか〉お勧めします!-たのしいインクルーシブ教育

 友人がヨシタケシンスケの最近作〈みえるとか みえないとか/アリス館 〉を持ってきてくれました。読んで驚きました。「目の見えない人は 世界をどう見ているのか/光文社新書」の著者伊藤亜紗さんとのコラボでできた作品で、ヨシタケシンスケのたのしさのセンスが〈インクルーシブ教育〉でも開花しています。

 これまでこのサイトでも、この人たちは特別な人たちということでどんどん特別なクラスを増やしていく現在の特別支援教育の流れや、インクルーシブ教育が本当に目指していることを書いてきましたが、この絵本をよく読むと、まさにそこに切り込んでいるとしか思えない作品になっています。一読してこの絵本の描いた世界のすばらしさを感じて、明日発行のメルマガの授業の章に書いていた記事を、この絵本に差し替え始めています。

 この絵本の付録でついている別紙のペーパーもとてもおもしろいのです。
 絵本の成り立ちもわかりますし、なんといってもヨシタケさんの四コマが笑えます。少し紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 愛すべきヨシタケシンスケ。
 ますますの活躍が期待できます。

 みなさんもぜひ手にしてください!
 〈みえるとか みえないとか/アリス館 1400円+税〉
 こちら⇨みえるとか みえないとか

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予想チャレンジでたのしい日々を/猫とたのしむのも予想実験

 ワンちゃん達の散歩はよく目にしますがネコの散歩はみたことがありません。

 ネコよりずっと数の少ないフィレット(イタチ)の散歩なら何度か見たことがあるので不思議なことです。

 もともとネコ属を躾けるというのは難しいものがあるので、そのせいで挑戦する飼い主さんたちが少ないのでしょう。

 ところで先日、はじめて訪ねた動物病院のお医者さんに〈ネコの散歩の可否〉について質問してみると〈獣医でも意見が分かれるところです〉という話のあと、こう続けてくれました。

「注意しなくてはいけないのは〈他のネコとの接触〉です。それを避けることができるなら、散歩もおもしろいんじゃないですか。何かあったら診ますから連れて来たらいいですよ」とのこと。
 素晴らしい動物病院に出会うことができました。

 獣医さんに言われる前からちょこちょこ外に出して公園で一緒に食事したりしていたんですけど、獣医さんの言葉を受けて堂々と予想チャレンジです。

 ア~ルはまだ小さすぎて合うハーネスがありません。
 首輪二つで簡易ハーネスを作成しました。

 これまでは、ほぼ抱っこ状態が多かったのですけど、今回はリードで離しての散歩です。
 どうだったでしょう?

  ア.暴れた
  イ.動かなかった
  ウ.エンジョイした
  エ.その他

 はじめのうち、周りの風音や草たちの動きが気になって、わたしにだきついて降りようとしません。

 しばらくして落ち着いたので下に下ろすと、数分はこういう状態でした。

 腹ばいになって、周りの様子をきょろきょろと眺めています。
 不思議なことに移動も腹ばいでしています。
 本能的に襲われるキケンを予測しているのでしょう。

 周りの安全を感じ始めたことと合わせて、近くで風に転がされる落ち葉や、木から飛び移るセミたちの動きや鳴き声への興味が勝り、数メートル程度の移動が始まりました。
 身を低くしながらゆっくりとした動きです。

 木陰に来て様子をうかがい、野生の木で初の〈ツメ研ぎ〉。

  

 リードをつけるところからここまでで約30分、わたしの仕事もたくさんあるので、ここで今日は終わりです。
 また明日、おろしてみようと思います。

 たのしい日々は〈予想チャレンジ 〉から始まります。みなさんも身近なところでいろいろな予想を立てて挑戦してみませんか。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆

現場教師の力強い一言〈学校はみなさんの様な先生〉を求めています

 台風が去ったある日、RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )で学ぶ若い先生たちに向けて先輩教師から話をしてらいました。これはその時T先生が語っている場面です。

 現場で教師をしながら日々感じているのは
「教育に必要なことは〈たのしさ〉なのだ」ということ、そして
「子ども達は〈たのしい教育〉をしてくれる先生を求めている」
「それは子ども達だけでなく保護者のみなさんもそうなのです」
という内容を、迫力をもって語ってくれました。

 私を含めて研究所のスタッフも聞き惚れてしまっていました。

 私いっきゅうは、いろいろなところで、今回のT先生の様な話をしています。それが実に新鮮な気持ちで頭に入ってきたのが不思議でした。

 考えてみると教師なりたての頃から、たのしい教育の提唱者ともいえる板倉聖宣の話や仮説実験授業の実践家の話をたくさん聞いてきました。
 板倉聖宣は研究が専門ですから話が得意な方ではありませんが、仮説実験授業の実践家の中には話術に長けた人たちもたくさんいます。講演などで笑いを多くの拍手をもらう人たちもたくさんいます。
 けれど不思議なことに、今回のT先生の語った様なインパクトをうけることはありませんでした。

 もしかすると楽しい授業などがいろいろ広がっていくうちに原点にある感動を伝える人たちが少なくなっているからかもしれません。
 実践に裏付けられた自信をもつことは大事なことですけど、それが〈高みから下に語る〉そういうことになってしまってはいけません。
 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の講座・講演、ワークショップなどが人気があるのは、実はそういう根本的な立ち位置からきているのかもしれません。
 まさに時代がたのしい教育を求めていると言ってよいでしょう。だからこそ変な形でブームにしてはいけません。じっくりゆっくり力ある先生たちを育てていきたいと思います。

 続いてA先生が前に立ち、教師を目指していた頃の話を語ってくれました。A先生もまたとてもステキな先生で、その話も興味深いものでした。一息で読める量としては長くなりますから、いずれ機会をみて紹介させていただきます。

 いずれにしても私自身があらためて勉強になった1日でした。

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七夕の笹の葉にかけられた願いや目標のタンザクを大空に舞い上げる

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の所長いっきゅうは骨太の科学者つまり原子論者です。一般に科学者と名乗る人たちの中にも〈水は言葉を理解する〉〈木に言葉を語りかけると成長する〉とか〈宇宙からのメッセージが届いた〉という様な怪しいことをいう人たちがいます。
 一見ホンモノらしくても騙されることがあるくらいです。もう忘れられた感もありますが〈刺激惹起性多能性獲得細胞〉いわゆるSTAP細胞でもたくさんの人たちが騙されました。
 大学で学位を得たから科学者だということで信じるのはナンセンスなのです。

 

 そんなRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )でも〈クリスマス〉や〈オニは外〉の節分、ハロウィーンなどいろいろな行事を大事にしています。
 原子論者ですからキリスト教を信じているわけでもありませんし家の中に鬼がいるなんていうことも信じていません、その行事を〈たのしいきっかけ〉にしているのです。

 

 先週は七夕ををたのしみました。
 研究所に飾られた七夕の笹の葉に、それぞれの目標や願いを書き記したタンザクをかかげたのです。

 書いてくれたグループの人たちに「みなさんのその願いを空に届けるからね」と話すと笑いが起こったのですけど、その後、ある写真を送ると感動し感謝の言葉がたくさん届きました。

 書いた願いや目標ごと燃やして大空に舞い上げたのです。

 

 

 舞い上がった原子分子たちはこの風にのって広くいろいろなところに飛んでいきます。

 

 間違いなくその分子は雨に混ざって大地にも降り注ぐことでしょう。
 その雨をすって植物たちも成長していくことでしょう。
 タネが吸い込んで芽生えることもあるでしょう。
 その意味では夢や目標が花開くとも言えますね ´ー`)

 自分の願いや目標がいろいろなところに降り注ぐ、いろいろな生きものたちが吸ってくれる、それをイメージするだけでもたのしくなると思うのですけどどうでしょうか。

 気に入った方はRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )式七夕をぜひ真似てください

 人生は長いのです。あなたのその夢や目標が本物なら、夢は夢のままでは終わらないでしょう。

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