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ここまで。

スーパームーン インディビジュアル・サイコロジー(アドラー心理学講座)

昨日は、アジアユースのたのしい授業がおわり、家に帰ってボーっとしていると、月がとてもきれいに輝いているのが観えました。電気を消すと、まぶしいくらいの輝きです。あいにく写真は撮らなかったのですが・・・。

migしらべてみると、昨日は月と地球の距離が近づき、いつもの満月よりおおきな満月が観れるスーパームーンの日でした。NASAによれば、おおきさが14%、明るさが30%増しで観えるそうです。

月と地球の距離がもっとも近づいたときには、その距離35万7千キロメートルになるといいます。一番離れているときは40万キロメートル。地球一周の距離が約4万キロメートルなので、小さい満月のときとスーパームーンでは、地球約2個の距離分、近づいているということになります。公転・自転で離れたりちかづいたり。
途方もない距離を移動しているのですね・・・。

今年は、7月12日、8月10日、9月9日と3回スーパームーンの日があります。年に何度も観れることはとてもめずらしいこと。

今回見逃したかたは、9月9日の夜空をぜひ観上げてみてください。

そして、明日は教育福祉会館での『たのしく学ぶインディビジュアル・サイコロジー(アドラー心理学)』講座。
研究所では、最終準備にとりかかっています。
学生時代にスポーツ心理学を勉強していたので、明日の講座、とてもたのしみです。開催側ですが、たくさん吸収できればと思います。
研究所では30〜40人くらいと予想していたのですけど、なんと現時点で60人くらいになっているそうです。
すごく嬉しいです(^^

AZU記

旧盆だって仮説・実験! いろんな国の高校生たちと たのしい授業!

今日は旧盆の最終日。
沖縄ではエイサーでとても賑わう一日。
わたしは慶良間諸島(最近、国立公園に指定された島々)の渡嘉敷島に渡って、自然の家で科学の授業でした。
何でこういう休みの日に授業?
と思うかもしれません。
海外からやってきた高校生への授業でした。
テーマは「豊かさとエネルギー」…主催者の方達から「現在の地球規模の問題を取り上げながらすすめてほしい」というオーダーがありました
私が伝えたのは
⭕悲観的に「どうしよう」とオロオロしていてもしかたがない。私たちがたのしく学び賢くなっていく事でしか解決できない…つまりは解決できる
⭕という事で科学をたのしく学ぼう
という流れです。
そして「地球」&「吹き矢で科学」
お陰様で盛り上がりました。
それにしてもミャンマーやネパール他、いろんな国々から参加してくれていました。
もちろん日本各地からも参加しています。

スクリーンショット 2014-08-10 21.12.58

顔を見ても国籍はよくわからなくて
「Why do you thing so?」
とマイクを向けて初めて
「あ、ジャパニーズじゃないのね」
とおどろいたり…
頭巾をしている子もいます。スクリーンショット 2014-08-10 21.12.40でも、どの国の子も、やっぱり大盛り上がりでした(^^

スクリーンショット 2014-08-10 21.12.31夕方研究所に戻ってホッと一息。
すぐに明後日のカウンセリング講座の原稿〆切に間に合わせようと、頭を切り替えてメンタル系モードです。
さぁ〜、今度は、カウンセラーを目指す人達を盛り上げるぞ!
たのしき日々。

大きすぎて見えない地球小さすぎて見えない原子―科学新入門〈上〉

続アドラー心理学 トーキングセミナー―勇気づけの家族コミュニケーション (マインドエージシリーズ)

書簡:琉太郎「理想を掲げて妥協する」とは−『新哲学入門』より−

いっきゅうさん

琉球新報での記事を読みました。
ガリレオの生き方を通して、沖縄の未来を語る内容に強く納得している自分がいました。
できるだけ多くの沖縄の人に読んでもらえたらな、と思いました。
いっきゅうさんの書簡で紹介している板倉さんの
「理想を掲げて妥協する」も、私も学んでいます。

私はこれまで、板倉さんに学んで、数々妥協してきたような気がします。
でも、沖縄に仮説実験授業を実践する先生を増やしたい、
という大切な夢は継続中です。
これまで行動してきことを簡単に紹介しますね。

〇サークル活動をおこなう
〇仮説実験授業に関する講座をおこない、理解者を広げる
〇職場においては、一番の基本は、授業ができるということ
それを最優先にする。そのために妥協できることはする
〇人間関係でぶつからない
〇学び続ける
でしょうか

「理想を掲げて妥協する」と言う言葉は、とても実用的な言葉だと思います。
教育や政治経済、生き方にまで応用が利くと思いますので、
板倉聖宣さんの文章を読者の皆さんプレゼントしたいと思います。

「理想を掲げて妥協する」といのは「妥協せざるを得ない事情が
支配するところで妥協する」ということであって、「理想を捨てる、
忘れる」ということではありません。

自分の理想にばかりにこだわっていると摩擦が
大きくなりすぎるときは妥協し、
「妥協しなくてすむような条件下では、日頃の自分の考え、
理想をどしどし実現する」ということなのです。

多くの人々はそういう考え方ができないように思われてなりません。
では、どうして多くの人々は、「スキあらば理想を実現する」
というしぶとい生き方ができないのでしょうか。

それはどうも、多くの人々は妥協することが大嫌いでありすぎる
からのようです。
つまり、「どうしても妥協せざるを得ない状況下に置かれると、
妥協を嫌うあまり、それあまでの自分の理想を下ろしてしまう」
ということになるのでしょう。

妥協というのは理想を掲げるからこそ問題になることで、
理想を捨てれば「一切の妥協を排除する」ことも可能になるわけです。
したがって、理想を心にいだいた以上、
その実現までは妥協を重ねるのが当然です。

妥協をそんなに嫌うより、むしろ「いつも自分の理想が実現するときをうかがい、
スキあらばそれを実現していく」という覚悟が大切だと思うのです。
私のいう「理想を掲げて妥協する」という言葉、生き方の真意は、
そういうところにあるわけです。

私はこれまで、多くの人々にこの言葉を伝えて、
多くの若者たちが妥協を毛嫌いすることなしに理想を
持ち続けて生きることができるようになったことをよろこんでいます
板倉聖宣著『新哲学入門』(仮説社)

 (琉太郎:記)
新哲学入門―楽しく生きるための考え方 (ものの見方考え方シリーズ 1)

達人の言葉 :島田省吾

何で聞いたのか読んだのか定かでないけれど、書いておきたい言葉があります。
映画評論家で格技家の私の琴線に触れた言葉です。

既に他界した方ですが、新国劇の島田 正吾(しまだ しょうご)という俳優をご存知でしょうか。スクリーンショット 2014-08-09 22.40.36映画にも数々出た方です…私の記憶に最も残っているのは「映画 八甲田山」でした。
その島田さんが舞台練習の時、師匠から怒鳴られたときの言葉が忘れられません。
記憶の違いもあると思いますけど本意は違いません。

島田さんが殺陣(たて:切り合い)をしている時に、師匠がこう言ったというのです。
「主役だからといって、そんなにばったばったと切って行くものじゃない!
 今お前が切る相手にはかけがえのない親が居て子が居て、
 そしてこれからの人生があるという事を知っているのか。
 その人生をお前が、自分の手で断つのだぞ。
 その覚悟を持って、刀を振りなさい」
鳥肌が立つ言葉でした。

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